おいらが球撞きを生活の中心に置いていた頃、毎日通ったのが「新宿スポーツランド中央口店」でした。
学生時代のアルバイトに始まり、社会に出てからは常連客になっていました。
後藤章二師や、年配の常連さんにもかわいがってもらい、仲間も多く、それはそれは楽しい日々でした。
それはそうと、最近のビリヤード場の台はほとんどブランズウィックで、球も同様ですよね。
でもスポーツランドは違いました・・・。
台はポケットの甘いスーパーガリオン、球は軽くて重心が小さい(?)アラミスでした。
ポケットの甘さは自身の取り組み方でカバーできるんですけど、このアラミスボールには困ったものです。
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常連客が使う1番テーブルから3番テーブルくらいまでは、割とキレイなボールが用意されているんですが、ほかのテーブル用のボールはヒドかったぁ~・・・。
なにしろ、ボールを磨くのに「ピカール」とかいう研磨剤を使っていたんですから!
的球の表面はツヤがなくなり、手球においては磨きすぎて小さくなっているという恐ろしい状況だったんです。
レール際に並べて置いて比べると、その大きさの差は歴然・・・!
一般的な球屋ではあり得ない光景でありました。
誰が考え出したのかって言ったら、どうせ何も知らない社員さんなんだろうけど、ちょっと考えれば分かりそうなものですよねぇ~・・・。
もともとブームに乗っかって開いただけの店なんで、道具にはあまり気を使ってくれてないようでしたけど。
だからってわけじゃないけど、当時は試合なんかに行ってブランズウィックの球だったりすると、やたらと撞きにくい思いをしたものです。
撞いた感触が違うんですよね・・・。
もしかしたら重心も違うんじゃないかな・・・?
とにかく重くて、スポラン気分で撞くとヒネリも乗らないし、キューが負けてしまうような感覚に悩まされたものです。
当時の常連の中にはブランズウィックの球を一式持参する人もいたし、後藤さんも手球を持ち歩いてましたっけ・・・。
もっとも逆に、今ではブランズウィックの球じゃないと違和感だらけですが・・・。
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