練習

ビリヤードのフォームに違和感を感じたら?早撞きで乱打をするのが有効?


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昨日5月13日(土)は「第53回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権」の2日目だったんですね。

 

「静岡がんばれぇ~♪」

とか思いつつも、蚊帳の外のおいらは久しぶりに沼津の「イ・ヴェール」に行ってきました。

 

午後2時半くらいだったんですけど、2時間ほどは誰も来ず、ひたすら1人で練習に精を出しておりました。

 

前回、三島の「Pee3」で球を撞いたのが5月4日(木)だから、9日ぶりのビリヤードであります。

 

その時は、わりとイイ感じで終えたつもりだったんですけど、9日も経つと調子って変わっちゃうものなんですかね・・・。

 

まるでキューが出ないし、違和感ばかりでウマくいきませんでしたよ。

 

開店間もない時間で、外は雨・・・。

湿気のためか、そもそものコンディションなのか、華台はまるで球が走りません。

 

強めのショットはド真ん中に入ってもことごとくポケットから吐き出されるし・・・。

 

ポケットのラバーって、どうしてあんなに硬い素材を使うんでしょうか?

もう少し低反発の素材にすれば良くね?

 

なんて、八つ当たり・・・。

 

そんなこんなでイライラの連続でありました・・・。

 

さて、夜になってようやく集まってきた友人たち。

その中にA級のY君がいたんですけど、ちょっと興味深い話を聞いたんでご紹介します♪

 

 

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フォームの違和感を解消するには早撞きの乱打が有効?

先日の記事でもご紹介した、スランプに陥って悩めるビギナーの友人・・・。

この日、遅くなってやって来た彼が、となりのテーブルで乱打を始めたんです。

 

的球を適当に散りばめて、順番なんかお構いなしにパコンパコン・・・。

 

しかも、ろくに狙いもせずにほとんどワンストロークで、ハズすのも気にせず、せっかちな程に早撞きで・・・。

 

「キレたか・・・!?」

 

なんて思って心配しながら眺めていると、A級のY君がおいらのとなりにやってきて言いました。

 

「フォームに違和感があるとき、ああすると戻ってくるよってアドバイスした」

 

なるほど、それを受けてのヤケっぱちのような乱打だったんですな。

 

言われてみて思い出しました。

おいらも昔、似たようなことをして感覚を整えたなぁ~って。

 

違和感を感じたまま、センターショットでじっくり調整しようと思っても、むしろ逆効果でストレスが溜まる場合があります。

 

そんなときには乱打で感覚を取り戻そうとしてたんですな。

 

 

またY君は次のようなことも言いました。

 

「グリップに伝わる打感やタイミングを覚えるためにもいい」

 

これまた、なるほどですねぇ~。

確かにそういう効果はあるかも・・・。

 

 

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ただ・・・

申し訳ないけど、件の友人の問題点はその段階ではないと思うわけです。

 

この練習は、ある程度フォームが安定していて、規則正しいストロークが身についている人の場合の話だと思うんです。

 

彼の場合は、まだストロークやフォームが自分のものになっていないので、「調子を取り戻す」と言ったって、「取り戻す」ものが何なのかさえ定かでないわけです。

 

 

しかし、友人は愚直なまでにアドバイスのとおり乱打を繰り返しています。

 

ぽっちゃりした身体を一生懸命に動かして、もう汗だくになって撞いています。

 

真面目に取り組む彼の姿に感動すら覚えながらも、

「ビリヤードって、スポーツなんだなぁ~」

なんて呑気な気持ちで眺めていると、Y君が動きました。

 

どうやら、彼の問題点に気づいたようであります。

Y君が指摘したのはおおよそ次のようなこと・・・。

 

① こねるようなグリップ

② 手首主動の予備動作やテイクバック

③ 突き出す際に肩を支点にするため下がってしまう肘

④ テイクバックが早すぎる

 

おいらがアドバイスしていたことと概ね一致・・・。

 

②、③ については、肘から下を振り子の要領で動かすことを意識すれば、自然にできる動作だと思います。

 

最終的に肩が回って肘が下がってしまうのは、人間の身体の構造からしても当然のこと。

 

でも、最初から肩を支点にキューを出すのは、ショットの精度に大きな悪影響があると思われます。

 

 

で、Y君と二人して、彼のフォームを手取り足取り調整してみようと試みたわけです。

そしたら、彼のストロークの原因の1つが判明しました・・・。

 

肘の関節がかなり固くて、可動域が狭く、それだけではキューを突き出す長さに限界があるんです。

 

おいらはショックを受けちゃいました・・・。

いや、彼の身体の特徴にではなく、それに気づけなかった自分にであります。

 

人って、それぞれに身体的な違いがあるじゃないですか?

 

中にはケガや何かで肘が伸びない、あるいは曲げられない人もいるわけです。

 

別の友人には、親指の関節が動かないため、オープンブリッジが組めないという人がおります。

 

人にものを教える場合には、相手の身体的な違いにも配慮しなくちゃダメなんですよね・・・。

 

それを知らなきゃ、その人に適したアドバイスなんかできないわけですよ。

 

調子ブッこいて「教えてやろう♪」なんて思っていた自分が恥ずかしい・・・。

 

もともと人に教えるのって苦手なんですけど、今回のことであらためてその難しさを思い知った次第であります。

 

 

なので、

彼に合った、彼専用のアドバイスができるように、ちょっとばかり考えていこうと思う今日このごろ・・・。

 

がんばって一緒に上手くなろうね♪

 

 

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コメント

    • まーくん
    • 2017年 5月 14日

    こんにちは〜

      • nabe
      • 2017年 5月 14日

      はい、こんにちは♪

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