何年か前に、自称A級の人と話していて、
「およよぉ?」
って思ったことがあるんです。
下の図を見てくださいな。
1番ボールをサイドに入れつつ、ほんのちょっとだけ手球を出したいって場面です。
図ではネクストゾーンが広く描かれてますが、ほぼストップさせたいくらいの状況だと思ってください。
こんなとき、どうする? ってな話だったんですが、
彼は、「下撞いてそお~っと・・・」
って言うんですね。
いや、それでも十分に出せると思いますよ。
おいらなんか、場合によっちゃドカンと撞いて、ぶん回せばいいじゃん!って思うくらいですから。
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でもね、昔から球を知っている人って、
逆下を撞いて手球をコロしたりするんですよ。
ちょっと逆をひねることで、
手球が走り過ぎないように調整できるって知っているんです。
球同士やラシャとの摩擦を利用したヒネリ(回転)を与えるわけですよね。
歯車みたいな感じ・・・。
多少強めに撞いても、キューが効いていれば止まります。
昔の人は、当たり前にやっていたテクです。
考えてみれば、理にかなったことを自然にできるってスゴいことですよね。
でも、そんな細かいテクの情報が後輩さんに伝わっているのかなって・・・。
ほかにも知ってて損のない球ってあるし、
こんな微細でテクニカルな球を、誰もが伝承してほしいと思いますね。
そんなおいらの得意なショットは「ころし球」です。
ザクッと撞いて、フニャッと減速させます。
ゴルゴと呼ばれたショットです( ̄ー+ ̄)
え? 今ですか?
腕のほうがフニャッとしちゃってますが、なにか・・・?
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