狙い&システム

ビリヤードの空クッション(ワンクッション)の狙い方①!ひねり無しの場合


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ビリヤードをプレイしていると、先球が隠れた状態で順番が回ってきたり、出しミスして隠しちゃったりって、少なからずありますよね。

 

中でも比較的多いのが、ワンクッションの空クッションで当てに行きたい配置です。

 

そんなとき、当てるだけでなく、できればシュートしたい!って思いますよね?

 

でも、狙い方を知らずに、何となく勘だけで撞いていたんではリスクが高いままです。

 

そこで、少しでも精度を上げられるよう、狙い方の参考になるような方法をご紹介したいと思います♪

 

今回は、ノー(ひねり無し)で空クッションを狙う場合の例であります。

 

 

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もっともポピュラーなワンクッションの狙い方

まずは、あちらこちらで紹介されている、もっとも一般的と思われる狙い方から。

 

下図のような配置の場合に、手球を上の長クッションに入れて9番を下のサイドポケットにシュートします。

 

 

この場合の狙い方のイメージ手順をご紹介しましょう♪

 

 

イメージボールの中心(イメージポイント)から、クッションさせる長クッションに向かって垂直に線を引きます。

クッションと接するポイントを「A」としましょう。

 

 

手球からも同じように、線を引きます。

先ほどの線と平行になるような線ですね。

これがクッションに接するポイントを「B」としましょう。

 

 

手球の中心から、「A」に向かって対角線を引きます。

 

 

イメージポイントから「B」に向かって対角線を引きます。

 

 

対角線が交差するポイントからクッションへ向かって垂直線を引きます。

そのポイントを「C」とでもしますか・・・。

 

 

このポイント「C」が狙い点(手球との接点)になります。

 

力加減としては、クッションが極端に凹まない程度のややソフトなタッチです。

正確に撞くことができれば、手球はイメージポイントに向かうはず・・・。

 

 

とくに、下図のようにフローズンした状態の的球の場合は、高い確率で成功しますよね♪

 

 

と、まぁ、以上のような手順なんですが・・・

 

まさかテーブル上に定規を使って製図するわけにもいかず、あくまでも目視でイメージするわけです。

 

しかも、手球の芯を正確に撞けることが条件になるわけで、言ってみれば、ほんと「目安」程度のことなんですね。

 

でも、あまり時間をかけて測ってもいられず、スピーディーな目測が必要です。

 

試合では制限時間が設けられている場合もあるし、そうでなくても、あまりにも相手を待たせるのは失礼でしょうから・・・。

 

なので、おいらなりの測り方のコツをご紹介しましょう♪

 

 

上図の過程を「キューを使って」測定します。

 

① 手球の中心からクッションへ垂線を引き、接点にキュー先を置く

② キュー先を支点にして、イメージポイントへ対角線になるように移動

 

この状態のまま、下図の過程を「目視(イメージ)」で測定します。

 

 

③ イメージポイントからクッションへ垂線を引く

④ その接点から手球の中心へ対角線を引く

⑤ その対角線と、手に持っているキューが交差する点から、クッションへ垂線を引き、狙い点を定める

 

面倒くさい感じですが、慣れてくるとキューを使ったりセず、目視だけでイメージができるようになります。

あくまでも目安ですから♪

 

 

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ひねらない空クッション その他の狙い方

では、ひねりを使わない空クッション(ワンクッション)について、上記とは違う、その他の狙い方についていくつかご紹介します。

 

すぐに頭に浮かぶのが、バンクショットのシステムを使った方法ですよね。

 

※ バンクショットのシステムについてはこちらをご参照ください♪

参考記事

[blogcard url=”https://xn--cue-293b9b3g8b4c.net/362.html”]

 

 

下図のような配置だったら、バンクショットのシステムを使っても、まぁ、なんとかなるでしょう。

 

 

では、下図のような配置だったら・・・?

 

 

これを上の長クッションからの空クッションで狙う場合・・・

 

何となく勘で行きますか・・・?

システムに頼らず、入射角&反射角が等しくなるポイントを探しますか・・・?

 

ま、それもイイやね♪

 

でも、おいら、ちょっと考えたんですけど、わりとイイ感じで決まる方法が見つかりました♪

おいらだけの話かもしれないけど・・・^^;

 

下図を例にお話しします。

 

 

バンクショットのシステムからすると、上の長クッションの1ポイントは、下の長クッションの1ポイントの2.5ポイント分に相当するってことですよね?

 

なので、分かりやすく倍の5分割にしてみます。

 

 

で、下図のように5分割の1つ分、狙いをズラしてショットすると・・・

 

 

左下のポケットからポイント1つ分上の短クッションに手球が来ます。

 

図の配置の場合、イメージポイントがちょうそのコース上にあるので、9番をインできる可能性があります。

 

 

面倒なので細かい説明は避けますが、目安として下図のような軌道をご紹介しておきます。

 

 

おいら、算数とか物理が苦手なんで、この方法が正しいのかもよく分かりません・・・。

でも、だいたいこんな感じになると思います・・・。

 

 

さて、続いてはこちら♪

「ミラーシステム」を利用した狙い方です。

 

※ 「ミラーシステム」については下記を参考にしてください。

参考記事

[blogcard url=”https://xn--cue-293b9b3g8b4c.net/426.html”]

 

 

下図を御覧ください。

 

 

もし、こんな感じのショットを狙いたいシーンになった場合の話です。

 

下図のように、クッションを境にして反対側にイメージボールとイメージポイントを想定します。

 

 

あとは、ひねらず芯撞きで中庸の力加減でショットするだけです。

 

 

そうそう簡単には決まらないショットですが、偶然を期待するよりはいくらかマシであります♪

 

 

お次は、ゲーム中にもちょくちょくお目にかかる状況についてです。

 

下図のような配置って、けっこうありますよね?

 

 

バンクで左上のコーナーへ狙えなくもないけど、右サイドポケットにどぉ~しても狙いたい場合の空クッションであります。

 

冒頭で解説したポピュラーな狙い方で、ダイレクトに9番へ当てに行くこともあるでしょう。

 

 

 

でも、個人的には、9番の手前で長クッションにワンクッション入れてから当てに行くほうが、シュート率が高くなるような気がしています。

 

その場合の狙い方ですが、上記ポピュラーな狙い方に、ミラーシステムを組み合わせたものです。

 

下図をご覧いただければお分かりになると思うんですが・・・。

 

 

右長クッションを境に、イメージボールとイメージポイントを想定します。

 

それをもとに、先に解説したポピュラーな方法で測り、下図のようにショットするというわけです。

 

力加減は、バンキングと同じ程度か、それより若干弱いくらいでイイと思います。

 

 

これだと、ハズした場合でも、ダイレクトに行ったときより渋い残しが期待できるような気がします。

もっとも、当たりもしなかったら涙ものですが・・・。

 

 

さて、そんなわけで、空クッション(ワンクッション)から狙う方法の、ひねりを使わないヴァージョンをいくつかご紹介しました。

 

次回は、ひねりを利用したヴァージョンをまとめていきたいと思います♪

次の記事

[blogcard url=”https://xn--cue-293b9b3g8b4c.net/1335.html”]

 

 

 

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