こんにちは♪ ナベです。
これからビリヤードを始めてみようという方にだけ向けた記事であります。
第一回目の今回は、球を撞くまでの一連の流れについて説明していきます。
二回目があるかは知らんけど・・・。
Σ(゚Д゚;)あ、あるよね♪ 記事末にリンク!
もっともこれ、基本中の基本、されど、いちばぁ~ん重要なステップですよ!
これができれば、あとは球を撞きまくって上達に向けて一直線♪
絶対にインプットしておかなければ始まらない!ってくらいの最重要項目であります。
ぜひぜひ練習前の参考にしてみてくださいね♪
ここでは、ビリヤードを楽しむにあたって必要な基本を、次の順に解説していきます。
① チョークを塗る~その理由と塗り方
② 基本的なブリッジの作り方
③ 構え方~理想的なフォームとは?
④ キューの振り方~安定したストロークの方法
では、さっそく行ってみましょう♪
ズブの素人、ド素人の諸君に捧ぐ! ビリヤードの基本中の基本♪
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① チョークを塗る~その理由と塗り方
球を撞く前には必ずキューの先っぽにチョークを塗ります。
チョークというのは、色々な種類がありますが、だいたいこんなヤツですね。
これを、1回撞くたびに塗るのが理想です。
じゃ、何のために塗るのか・・・?
それは、手球を撞く際に、滑ったりしてミスすることを防ぐためです。
チョークを塗ることによってスベリ止めとなり、キュー先がしっかり手球をとらえてくれるんですね。
じゃ、塗り方は・・・?
キューの先には革でできた「タップ」という部品が取り付けられています。
これが手球に接触する部分です。
画像の青くなった部分ですね。
この表面にまんべんなく「シュッシュッ」っと塗り込みます。
とくに、いちばん外側(縁の部分)は、もっとも手球と接触することの多い箇所なので、しっかり塗ってやりましょう。
チョークの画像にもある、凹みの部分を使ってこすりつけます。
新品のチョークの場合、ちょっと塗りづらいですけどね・・・。
② 基本的なブリッジの作り方
続きましては、キュー先を支えるための「ブリッジ」の作り方です。
言うまでもないけど、キューを持たない方、利き手じゃない方の手で組みますよ。
このブリッジは、状況によって何種類か使い分けるんですけど、とりあえずはいちばん基本となる「スタンダード・ブリッジ」を覚えてください。
組み方は下図のような感じです。
※ モデルの手、よく見ると、傷とか変な筋肉が付いてます・・・。
その昔、何人かあやめたヤバいコブシですが、今は真人間ですので気にしないでください♪
・・・
冗談ですよ♪
① 手の平を下にして
② 親指を中指の第二関節あたりにくっつけてキュー先を乗せ
③ 人差し指で包み込む
この際、親指、中指、人差し指の3本は、つねに密着状態となります。
初心者の方は、とかく親指が中指から離れがち・・・。
でも絶対に離しちゃダメです。
慣れるまでは、テレビを観る時など、つねにブリッジを作った状態で生活しましょう♪
いや、それくらいしないと身につかないよって話・・・。
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③ 構え方~理想的なフォームとは?
いよいよ手球に向かって構えますよ♪
順に説明していきますね。
① キュー先を通したブリッジを、手球から20cm前後の位置に置きます。
この際、ブリッジを組んだ手は、指先だけでなく、手の平(手首に近い方の部分)もテーブル上にくっつけましょう。
中指、薬指、小指、手の平・・・これでもっともブリッジが安定するはずです。
② 足の位置(スタンス)を調整します。
この際、利き足とキューとブリッジが一直線上に位置するように意識しましょう。
反対の足(右利きなら左足)を、やや斜め前方へ踏み出すことで安定します。
③ この一連の動作で、腰から上は自然と前かがみになりますよね。
この際、顔はキューの真上に位置します。
※ 利き目がキューの真上に位置するように構えると、狙いが定まりやすいと言われています。
文章だと分かりづらいんで、下図を参考にしてください♪
■理想的なフォームを横から見た感じ
■理想的なフォームを後ろから見た感じ
肘は、多少内側に入ってもいいと思いますが、キュー、グリップ、ブリッジ、軸足は、一直線上に位置するのが望ましいと思いますよ。
■よくあるダメだと思われる見本・・・
初めてする恰好ですから、最初は違和感があって当然です。
でも、身体の一部分だけに妙な負担が感じられるような不自然なフォームはダメ・・・だと思うなぁ~・・・。
できる限り『自然体』であるのが理想的です。
ま、最初のうちは何が自然体なのかも分かりづらいけど・・・^^;
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④ キューの振り方~安定したストロークの方法
ではでは、いよいよキューを振る、すなわちストロークの方法について説明しますよ♪
まずは、キューの握り方(グリップ)についてなんですが・・・
① 曲げた中指&薬指に乗せるような感じ・・・
② 親指から人差し指にかけての“水かき部分”に隙間のない深さで握る
③ なおかつ、キューと手の平の間には空間を作る(小鳥をやさしく持つような・・・)
わかりますかね・・・^^;
キューを支えるのは、あくまでも中指&薬指であって、そこに親指(できれば伸ばした状態)を添えるんです。
なおかつ、手の平部分には空間を作るってこと・・・。
要するに、がっつり握っちゃダメって感じですかね。
中指&薬指でキューを支えて、親指を添える、って部分は、けっこう大切なポイントですよ♪
さて次に、下図の動きをよぉ~く見てください。
で・・・
ストロークの基本は、キューを持つ腕の肘から下だけを、肘を支点に振り子の要領で動かすってことです。
いや、肩から二の腕にかけてを動かすな!って言っているんじゃないんです。
あくまでも、意識の問題なんですね。
このあたりの説明が意外に難しい!
どういうことかって言うと・・・
キューは手球を撞いたあと、テーブル面に対して水平に出したい(フォロースルー)わけなんです。
でも、肘から下だけで振る(ストロークする)ことを執拗に意識すると、撞いたあとのキュー先がオジギする(下がる)ことになるんですね。
これはイヤなんです。
なぜなら、手球に期待どおりの動きをさせるための情報を、キュー先が正確に伝えられないからです。
※ 昔の、とくにアメリカ人の教則ビデオなんか見ると、思いっきりオジギさせているものがありますが、イヤなもんはイヤなんです!
この“オジギ”を回避するためには、どうしても肩を支点に二の腕も動かすことになるんですよね。
でも、それは身体の構造上の自然の流れに任せてしまうんです。
肘から下だけを振り子のように動かせ!ってのは、意識レベルの話なんです。
キュー先をテーブル面に対して水平に出そうと思えば、勝手に肩も回転するものなんです。
もっと説明すると・・・
振りかぶり(テイクバック)から、手球への接触(インパクト)まで ⇒ 肘から下の運動だけ。
そのあとのフォロースルー ⇒ 肩から二の腕までの回転による水平なキュー出しの維持。
これが基本的なストロークの最終型であります。
でもでも、慣れるまではそこまで意識できないので、まずは、キュー先がオジギしようとなんだろうと、
肘から下の振り子動作だけを意識することを優先
しましょう。
ただし、最終的な到達点は、キューをテーブル面に対して水平に出す!ってこだというのを忘れずにね♪
で、おいらが提唱しているもっとも大切なこと・・・
それが、図にもあるように「ニ挙動」を意識することなんですよ。
ゴルフをやっている人なら分かると思うんですが、まったく一緒。
① ゆ~っくり、狙いから真っすぐに振りかぶって(テイクバックして)
② 一瞬タイミング(力)をためてから
③ 狙いの撞点をしっかり捉えることを意識しながら、一気に撞き出す(ショット)
ホント、振り子の要領なんですよ。
けっこう多いのが、振りかぶるやいなや撞き出すって人です。
「ニ挙動」になっていないんですよ。
チャチャッと「一挙動」になっちゃっているんですね。
これ、ほんとうにダメなんで、
① テイクバック ② 撞き出し
という「動作の分割」を、しっかり意識して練習してほしいと思います。
そして上記に太い大文字で記した「狙いから真っすぐ」にテイクバックするということ。
これもまたゴルフのスイングと一緒で、狙った撞点からキュー先で糸を引くように、ジワ~っと真っすぐに振りかぶりましょう。
これ、シュート力に影響しますんで、「二挙動」と同様に、しっかり意識して身につけてくださいね♪
さぁ、これらの動作をキッチリ身につけて、実際に“手球を撞く”というステップに活かしてほしいと思います。
できることなら、家で鏡や窓ガラスに自分の姿を映して、それを確認しながら素振りをするとイイですね♪
また、とかく慣れてくると独自の変なクセが付いてきます・・・。
テイクバックの際にキュー先が波打ったり、グリップの握り方がヘンテコリンになったり、手首のスナップを必要以上にクイックイと使ったり・・・
ぜひとも、日頃の基本の動作チェックを繰り返していただきたいものであります!!
【この記事の続編はこちら♪】
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