だんだん暖かく、いや暑くなってきた今日このごろ・・・。
球撞きには関係ないかもしれないけど、やっぱりおいらは夏場のクーラーが効いたビリヤード場が大好きであります♪
開店間もない時間帯のモワッとした暑さは勘弁してほしいですけどね・・・。
根っからの暑がりなおいらにはクーラーが欠かせません。
さて、ここ1年ばかり、地元の小学校からの同級生と球を撞くことが多くなりました。
彼は自称「ビギナー」なんですけど、けっこう球撞きにハマっていて、おいらが見る限り熱心に真面目に取り組んでいて感心させられます。
で、彼の現在の悩みが「シュート力が向上しない」ということ・・・。
これまで観察していて、徐々にイイ感じになっていたんですが、最近になって急にスランプに陥っているようです。
そこで、おいらなりに感じた、彼が改善すべきポイントを例にしつつ、特にビギナーがシュート力を向上するためのチェックポイントを挙げてみたいと思うわけです♪
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おいらの同級生に見るシュート力の悩みとは?
さて、おいらの同級生の彼のプレイの状態を書き出してみると、次のような感じです。
① 通常のショットは入れが安定していない
② バンクショットはやけに入る
③ 空クッションはけっこう当てる
④ ブレイクショットは重い球がしっかり撞けている
さらに、参考までに彼の身体的な特徴をご紹介すると、次のような感じです。
① けっこう太っている(失礼!)
② 身体が硬いらしい
③ 身長や体力は問題ない
身体的なハンデ(?)は大きいみたいで、手球が立ち位置から3.5ポイント以上離れたところにあると届かないため、レスト(孫の手)を使うことになります。
もっともこれらは、手球のコントロールを身につければある程度は回避できるので、なんとか早く上達してほしいと思う今日このごろ・・・。
で、目下の課題となっているシュート力の向上についてであります。
当初おいらは、バンクや空クッションがある程度できるのに、どうして通常のショットが入らないんだろうって不思議でした。
単に厚みがまだイマイチつかめていないのかな?って・・・。
でもね、よぉ~く観察していたら、あれこれと欠点が見えてきちゃいましたよ!
そのほとんどが、このブログでも何度も触れてきたポイントなのであります!
なので、彼に今いちど自己診断&改善してもらうためにも、心を鬼にしてこの場から指摘することを決心した次第であります!!
ちなみに、これまでにも理想的なストロークのためにベターと思えるフォームなんかをレクチャーしてきたんですが、彼いわく、
「体型や身体の硬さから、限界がある」
ってな意味のことを言うんですね。
なので、このあたりは自分で工夫してもらうとして(大丈夫! 世の中にはもっと太っていたり、もっと身体が硬かくても上手い人はいっぱいいるよ♪)、身体的な特徴に関係なく改善できる最低限のポイントを指摘していこうと考えます!
ほんと、このブログで何度も言ってきたことばかりなんですけど・・・^^;
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シュート力の向上と安定に不可欠なポイントとは?
それでは、「シュート力の向上&安定」に不可欠だと思われる要素を挙げていきたいと思います。
本人にとっては耳が痛いかもしれないけど、おいらの同級生のケースを例にして・・・♪
もしこの記事を読んだなら、ぜひとも常日頃から意識して、チェックしながら、一球一球に臨んでほしいと思っています!!
「ストロークの大きなブレ」と改善するべきポイント
シュート力が向上しない、安定しない、その大きな理由のほとんどはこれらだと言い切っちゃいます。
ストロークが大きくブレているとショットは安定しないし、先球の厚みを覚えることさえ難しくなります。
厚みが違うのか、ショットがブレているのか判断できないと、対策の立てようがないです。
なので、自分の姿を鏡や窓ガラスに映してみたり、画像や動画に撮ってもらったりして、以下のことをしっかりチェックすることを習慣にしましょう♪
① フォーム
■ 重心が左足側にかたよっていて上体が傾いています。
そのため、右足の位置が定まらないし、重心が安定しません。
自分が右利きなら、右足、グリップ、レスト、さらには頭の位置は、床から垂直方向に一列になるくらいが理想だと思います。
もう少し、後ろに体重移動させて、重心を安定させましょう。
あ、そうそう・・・。
人によっては、昔のケガの後遺症なんかで、こちらの理想を押し付けても無理な場合があります。
肘が伸びない、レストが組めない・・・などなど・・・。
なので、人に教えるときには注意(気遣い)が必要だということを覚えておくべきであります!
彼の場合は、どうだったかな・・・^^;
■ 基本姿勢の際に肘が開き気味です。
下図のような状態ですね・・・。
肘からグリップにかけては、真下に下げるか、若干前になるくらいが一般的です。
また、グリップの位置も後ろ過ぎます。
肘が開いているからグリップが後ろの位置になってしまうのか、グリップが後ろの位置だから肘が開いてしまうのか・・・これは不明。
いずれにせよ、これではテイクバックする余地が少ないため、まともなストロークが困難だと思います。
上図くらいの状態が一般的だと思いますよ。
② ストローク
■ 予備動作でグリップをニギニギするクセ
いつからこんなクセが付いちゃったのか・・・。
狙いを定める際に、軽くキューを振ることはありますが、そうではなく手の中でキューをニギニギしています。
直接的な悪影響があるとまでは言わないけど、意味がないし、狙いの動作としても役に立つとは思えないので、すぐに直しましょう。
予備動作(狙いの動作)をするなら、肘から下を前後に振るべきだと思います。
それとも、本人はそうしているつもりなのかな・・・?
だとしたら、なおさら今すぐに直しましょう!
■ テイクバック時にキュー尻が身体に巻きつくように弧を描いている
後ろから見ていると、テイクバック時にキュー尻が身体に巻きつくように弧を描いています。
これは先述の、後ろ過ぎるグリップ位置、基本姿勢の際に開き過ぎの肘が原因だと思われます。
さらに、テイクバック時にキューを真っ直ぐに振りかぶろうという意識が欠如しているからです。
ゴルフのスウィングじゃないけど、テイクバックはゆっくり真っ直ぐを心がける意識を持ちましょう。
また、テイクバックが早すぎるのも問題です。
しかも、振りかぶるやいなやキューを突き出すことがあるんです。
二挙動の動作ができていないわけです。
構えて、狙いが定まったら、
① ゆっくり真っ直ぐを意識したテイクバック
② 力まずに振り子の要領でキューを突き出す
事実、この二挙動のストロークができていないときにハズす傾向にあります。
インパクト時にキュー先が狙った撞点を捉える意識
そして、ビギナーにとって大切なのがこれであります。
キュー先が手球をインパクトする瞬間、狙いどおりの撞点を捉えられるように、目で見て意識することが大切だと思うんです。
少なくともショットが安定しないうちは・・・ね。
要するに、「狙った撞点にキュー先が当たっていない」なら、見当違いの方向に手球が行っちゃうのは当然だよって話です。
だから、しっかり意識して、その瞬間を目で確認しましょうってこと。
多くのビギナーが、狙いを定めた後は、ただキューを突き出すだけです。
「球撞き」じゃなくて「球突っつき」になっちゃってます。
仮に狙いが正しかったとしても、キュー出しがいい加減じゃ意味ないですよね。
射撃じゃないんだから、弾丸(手球)の送り出しもしっかり面倒見てやらないと。
いや、射撃でさえ、トリガーは絞るように引いて、狙いのズレを防ぐんですから。
※ あ、ちなみに、おいらはエアライフル射撃の初段です♪
なので、ただ撞くんじゃなくて、おいらが思うに、
「手球を狙った場所に向かって運ぶ」
ってなイメージが必要なんじゃないかなって・・・。
ストロークを真っ直ぐにする努力より、むしろ、こっちの方が大切な気さえします。
さてさて、細かく書きすぎちゃったけど、しっかり読んでくれたかなぁ~・・・?
今後、忘れないで意識してくれるかなぁ~・・・?
それとも、もうイヤになっちゃったかなぁ~・・・^^;
とにかく、
【安定したフォーム】+【規則正しいストローク】
これができていると・・・
一度狙いを定めちゃえば、センターショットなんか目をつむってたって入る♪
という境地にたどり着けます。
また逆に、これができていないと、いつまで経っても上手くならないし、きっと自分も楽しくないと思います。
悪いクセを直したり、矯正したりすることは、けっこう大変です。
でも、今現在A級とかプロとかで活躍している誰もが経験してきた状況だと思います。
おいらも、チョ~悩みました。 いや、未だに悩んでいます。
でもでも、そうやって悩んで、考えるからこそ上達するんだと思います。
球が入らない、調子が悪い、だったらその原因はなんだろう?って考えるべきです。
それこそ、クセにしちゃうべきことだと思います。
「たかが球撞き、されど球撞き」
なんですねぇ~・・・。
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ストローク矯正ギブスを発案して下さい。
えぇ~と、前にも言ったけど、
開発費用を出してくれるなら考えます!!
(苦笑)