狙い&システム

ポケットビリヤードでシュート力が安定(向上)しない人の特徴とは?


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ポケットビリヤードで誰もが最初に立ち向かう壁・・・。

それは、シュート力を向上させることではないでしょうか?

 

この競技の性質上、的球をポケットできないことには始まらないですからね。

上級者が相手だったら、1回ハズしただけでボコボコにされます。

ビギナー同士だといつまでたってもゲームが終わらず、人によってはつまらなくなって飽きちゃうかもしれませんね。

 

そこで、おいらなりに観察した、シュート力が安定、あるいは向上しない人の特徴を思いつくままに書いてみようと思います♪

 

 

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シュート力が安定(向上)しない人の特徴

球が入らないのは何が原因なのか・・・?

 

① フォームが悪い?

② キューが真っ直ぐに出ていない?

③ 狙いの厚みが身についていない?

 

いろいろと理由はありそうですが、そもそも、ストロークが安定していなければ前に進めませんね。

 

つまり、想定される原因のうち、上記の①と②は大前提で、それができていなければ狙った方向に手球を走らせることはできません。

 

それができていなければ、厚みが正しいのか間違っているのかさえ判断できないわけです。

 

※ 別の記事にも書いてますが、②のキューが真っ直ぐに出ないってのは、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

人間の身体の構造上、ストロークを完璧に真っ直ぐにするのは困難です。

あくまでも真っ直ぐに出すように意識するってことだと理解してください。

もっとも、程度ってものがありますが・・・^^;

 

なかでもいちばん気の毒なのは、ある日はけっこうシュート率が高かったのに、今日はまるで球が入らない・・・

 

脱ビギナーを目指す方が、そんな壁に直面している状況を目の当りにすることであります。

 

そんな方々を観察していると、いくつかの共通する特徴が見えてきました。

 

まずはストロークが安定しない、狙ったところに手球が向かわない、そんな人の特徴についてまとめてみますよ♪

 

あ、あくまでも発展途上の方の話であって、慣れてくればどうでもイイような内容も含まれますので悪しからず♪

 

① あきらかに全身、あるいは身体の一部が力んでいる

② 構えるたびに足の位置が定まらずジタバタする

③ 球に対して横方向から構えようとする

④ とにかくショットが異常に弱い

⑤ テイクバックが適当で真っ直ぐじゃない

⑥ キュー先が手球をとらえる瞬間を見ていない

⑦ 二挙動のストロークができていない

 

え~と、ほかに何かあったかな・・・?

とりあえずこれくらいにしておきますね。

 

 

① あきらかに全身、あるいは身体の一部が力んでいる

これはお分かりですよね?

緊張したり、あるいは真剣な気持ちからか、身体のあちらこちらに余計な力が入っちゃっているという・・・。

 

個人的にとくによろしくないと思うのが、キューを持つグリップですね。

 

モグラ叩きでもやるかのように握りしめている人がいるけど、そんなに力を入れて持たなくても、落とすようなことはないですよって♪

 

これってスムーズなストロークの障害にしかならないですね。

 

 

② 構えるたびに足の位置が定まらずジタバタする

これについては、慣れないうちはある程度仕方がないかもしれませんが、早く慣れるように練習しましょう。

 

この原因の1つに「③ 球に対して横方向から構えようとする」があるように思います。

 

これは、手球から的球へのコースに対して、その延長上から真っ直ぐに構えに入るべきところを、それを横切るように構えに入る人のことです。

 

ウソのようですが、ホントにこういう人がいるんですよ。

 

 

④ とにかくショットが異常に弱い

そして意外に多いのがこれであります。

 

ゴルフのパターでも狙うかのように、すべてのショットがやたらと弱い・・・。

 

ポケットを狙ってそぉ~っと “つっつく” んですね。

 

仮にシュートできたとしても、次はどうすんの? って話です。

 

最初のうちはバシバシ、ドカンドカン撞けなくても、「そぉ~っと」ってのはないですわ・・・。

 

以上はストローク以前の問題なので、今すぐに直しちゃいたいですね♪

 

 

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シュート力を安定&向上させるための意識づけ

では、いよいよ本題です。

 

先ほど挙げた特徴の、

⑤ テイクバックが適当で真っ直ぐじゃない

⑥ キュー先が手球をとらえる瞬間を見ていない

⑦ 二挙動のストロークができていない

についてです。

 

「⑤ テイクバックが適当で真っ直ぐじゃない」は実に多くの人が陥っている症状です。

そんな人のストロークを前後から見ていると、テイクバックの際にキュー先の軌道がグニャンと波打って曲がっていたりします。

 

これは良い意味でゴルフに例えますけど、ゴルフのショットって構えから真っ直ぐにゆっくりと軌道を維持しながらテイクバックをとるのが基本ですよね?

 

あれと同じで、ビリヤードのショットも構えて撞点が決まったら、そこから意識して真っ直ぐに、そしてゆっくりテイクバックをとりましょうよ。

 

 

そしてショットする際に多いのは、「⑥ キュー先が手球をとらえる瞬間を見ていない」であります。

狙った撞点をキュー先がとらえる瞬間を、しっかり目で見て確認しましょうよ。

 

その撞点で狙っているんだから、そこにキュー先が当たるように “意識して” キューを出さなきゃダメです。

 

そこに当たらなければ狙いが外れるのは当然でしょ?

 

狙い定めてただキューを振ればイイってもんじゃないです。

 

それで球が入るならこんなに楽なことはないですけどね・・・。

 

 

そしてこのブログで何度も言っている「⑦ 二挙動のストロークができていない」です。

 

構えて狙いが定まったら、

1.ゆっくりテイクバック

2.ショット

という2つの挙動に、しっかりと分けてストロークしましょうってことです。

 

振り子の原理と一緒です。

 

テイクバックするやいなや無理やり撞き出す人がいますが、無駄な力が入ってブレの原因になるだけです。

 

ちょっと下手なGIF動画ですが、基本のストロークを表現してみましたんで、ご覧に入れます。

 

ブラウザによっても動きが異なるそうなんで、うまく伝わるか心配ですが・・・。

 

 

 

※ テイクバックからインパクトまでは、肘から下だけを振り子のように動かすことを意識してください。

その後のフォロースルーで肘が下がる(肩が回る)のは身体の構造上の自然な流れなんで、気にしないで大丈夫です。

 

 

さて、以上、あくまでも最初が肝心よ♪ってな内容であって、慣れてくれば意識する必要さえないことばかりであります。

 

けど、変なクセってビギナー時代についちゃうものだから、もし誰かに指摘されたのなら、こんなものは早いうちに直すための努力をするべきです。

 

これらのクセが修正できないと、ストロークの軌道が一定じゃないから、トバす理由を特定できません。

 

厚みが分かっていないのか、狙いどおりに手球が向かっていないのか・・・自分自身にも他人にも判断するのが困難なんです。

 

クセを直すのって意外に面倒くさい作業なんですが、あとで後悔する前に問題は片付けちゃいましょう♪

 

 

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