ショット&コントロール

手球をクッションからコントロールするコツ!ビリヤードのNEXT


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こんにちは。ナベです。

 

思いついたときにだけ記事を書いているもんで、ついついブログの更新が遅くなっております。

なので、ビリヤードについて語るのはちょ~久々です。

 

で、何を思いついたのかって言うと、手球をポジショニングする際のクッションの使い方であります。

 

長く球撞きをやっていると、手球の動きはある程度「感覚」でコントロールできるようになるものです。

 

でもそうなるまでは、しっかり考えて、頭のなかでイメージすることを心掛けなければダメです。

 

でないと、レベルの低いままの感覚が身につくことになって、おいらのようなショボいプレイヤーに落ち着いちゃいます。

 

というわけで、自戒の念を込めつつ、手球のコントロールの際に考えるべきポイントをザッと簡潔に整理していきますよ。

 

 

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手球を出す(NEXTにポジショニングする)とき、ほとんどの場合にクッションを利用することになりますよね。

 

そこで、その際に失敗を少しでも減らすための考え方、コツのようなものをお伝えしようと思います。

 

そのポイントは大きく分けると2つのステップだけであります。

 

【STEP1】手球を走らせるコースを明確にイメージする

例えば、下図のような配置の場合。

 

 

8番ボールをポケットして、9番を右上のコーナーポケットへ狙えるようなNEXTゾーンへ手球を持って行きたいとします。

 

そのとき、ただ漠然と「こんな感じ?」なんて撞くんじゃなくて、手球を走らせるコースを、しっかり頭の中で図形として描くことが大切です。

 

的球に当たった手球がクッションに入り、クッションから出た手球がどのコースを走るべきなのか・・・。

 

この図を例にすると、次のようなイメージですね。

 

 

これができて初めて、撞点を決める作業に取り掛かれるのであります。

 

 

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【STEP2】撞点を決める

頭に描いたコースを手球が走るようにするには、どこの撞点を撞けば良いのか?

 

撞点を決めるのに必要な情報は次の2つです。

 

① 手球のコース

② ショットの強さ

 

①の「手球のコース」は先ほどイメージできました。

次は②の「ショットの強さ」です。

 

ポジショニングしたいNEXTゾーンへ手球を運ぶには、どの程度の強さのショットが必要なのかをイメージします。

 

これは、的球に対する手球の位置(フリ)や、クッションを経由してNEXTゾーンへたどり着くまでの距離によって変わってきますよね。

 

例えば上図で、手球を最初のクッションへ入れる際、的球に当たった瞬間の手球がノーの状態(無回転の状態)であることが理想だとします。

 

だとすれば、弱目のショットなら撞点は下の方を選ぶことになるし、強いショットなら撞点は中央付近になるでしょう。

 

分かりますよね?

 

ボールは下を撞いても、転がるうちにフォロー回転に変わります。

弱いショットだと、的球に当たる前にフォロー回転に変わっちゃいます。

強いショットならフォロー回転に変わる前に的球に当てることができます。

 

【参考記事】

 

この現象を念頭に置いて、ショットの強弱との兼ね合いで、的球に当たる瞬間にちょうどフォロー回転に切り替わる(無回転になる)ように撞点を調整、加減するわけです。

 

今回の例で言うと、撞点が高すぎると赤線のようなコースになっちゃいます。

 

 

 

この図で見当をつけるとすれば、撞点は1~2タップ下くらいですかね・・・。

ヒネリはいらないかな。的球に当たったときの摩擦で表れる順ヒネリ程度でちょうど良いんじゃないでしょうか。

 

ポケットビリヤードの場合、下の撞点を使う割合が高くなると言われるのは、こうした加減の必要性に理由があるわけです。

 

おさらいすると、次のようになります。

 

① 手球のコースを明確にイメージする

② 必要なショットの強さをイメージする

③ ①と②の兼ね合いから撞点を決める

 

別にクッションを使ったポジショニングに限った話じゃないですが、常にこうした考え方をするようにクセをつけてプレイすれば、やがて「正しい感覚」として身についてきます。

 

でも、こうした思考を疎かにしていると「間違った感覚」が身についてしまい、気づいたときには修正するのさえ難しい状態になってしまいます。

 

何事も初めの内が肝心だってことなんですよね。

 

ナベ
うまく伝わったかな・・・?

言葉で説明するのって、難しい・・・

 

 

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気がつけばビリヤード歴35年、沼津に暮らすナベと申します。

一時は離れた球撞きの世界ですが、独立起業に伴って暇になり、再開したのが5年前・・・。

これまで培った経験やノウハウ、よけいな思い出話などを披露しております。

掲載している図はすべて手作りですので、撞点やコースなど自身の適当な所感によるところが大きいです。

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