近ごろ、地元に球撞き仲間が見つかったお陰で、週一ペースで球を撞きに行っています。
ってか、車で迎えに来てもらって連れて行ってもらうんですけど・・・。
で、ブランクを埋めようと、フォームやらストロークやらあれこれ試行錯誤しているんです。
と言うのも、何も考えずに体が覚えているままに構えると、どうもストロークが左右にブレるんですよね。
なので、一球撞くたびに意識してキューの軌道を修正しなくちゃならない・・・。
これがけっこう骨だし、長丁場になって集中力がなくなってくると、途端に狙いが定まらなくなるんです。
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真っすぐな球であるほど顕著な現象で、明らかに狙いとは異なる方へ手球が向かっていきます。
昔はこんなに意識しなくても、狙った方向にショットできていたはずなんだけどなぁ~・・・って思うんです。
そんなある日、ちょっと気づきました。
後藤師とそりが合わなくなって夜の常連から身を引き、おもに昼間の新宿スポーツランドで気楽に球を楽しんでいたころの自分を、です。
夜の常連だったころの自分が「第一段階」だとすれば、当時はいわば「第二段階」・・・。
お気軽ながら、球は「第二段階」の方が入っていました。
さっき述べた「何も考えずに体が覚えているままに構える」っていうのは、「第一段階」でのフォームだったんです。
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足の位置を変えたらやけにストロークが素直になった
「第一段階」と「第二段階」では、フォームの何が異なるのか?って言うと、それは足の位置だったんですね。
下図をご覧ください・・・。
これが「第一段階」にいたおいらの足の位置です。
オープンスタンスとまではいかないけど、けっこう左足が開き気味です。
当時読んだり耳にしたフォームの基本に、キューを出す方向に対して左足を斜め45度くらいの方向に出す、とあったもんで・・・。
勉強熱心だったおいらは、素直にそれを実践しておりました。
なんせビギナーからの発展途上の頃だったんで、これを頼りに練習するしかなかったんです。
しかし、A級を名乗ろうかというころになると、自分のストロークが安定していないことに気づきだし、「第二段階」に入るころには下図のように修正していたんです。
左足の位置が、キュー出しの方向をイメージする青い矢印にぐっと近くなっています。
右足は、90度近く外側を向いていますね。
この図ではちょっと分かりづらいですが、左右の足の間隔は、第一段階よりずっと狭くなりました。
構える際には、右足のつま先あたりを手球を走らせるラインに合わせ、左足もそのラインに沿うように踏み出します。
キューに対して、レスト、グリップ、左右の足が、一直線に近いイメージなんですね。
でも、これはあくまでもイメージ・・・
両足を無理に一直線上に持って来ようとすると体勢のバランスが悪いので、そこは重心が安定するように適度に調整しています。
このとき重要なのが、キューを持つ腕の「脇を締める」ということ。
おいらの場合は、脇の下と言うか二の腕と言うか、ま、そのあたりを固定するような感覚でしょうか・・・。
狙いに向かって左足を踏み出す ⇒ 構える ⇒ ショット・・・
見違えるようにキューが素直に(真っすぐに近い状態に)出ます。
誰にでも当てはまることじゃないかも知れないけど、
「あぁ~、なんかこんな感じだったかなぁ~」
と、楽しく球を撞いていたころを思い出したのでした・・・。
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