俗に「テケテケ」って呼ばれるショットのご紹介です。
もともとはスリークッションの技の1つで、「ティッキー」とも呼ばれます。
それほど多用するテクニックではないけど、知っているのと知らないのでは大きな差になります。
トラブル回避のためにも引き出しは多いに越したことはありませんからね♪
とくに3人以上で「59」をやる機会の多い人は、巡ってきた難球をチャンスに変えられるか否かは勝負に大きく左右しますよね。
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テケテケとは基本的には、手球をクッションから第1的球に当てて、その反射方向にある別の的球を狙う・・・っていうショットです。
カラコからキャノンショットを狙うようなイメージですね。
※ 【参考記事】キャノンショットの狙い方やコツ!ビリヤードのショット&テクニック!
いちばんオーソドックスな例としては、次のようなシーンが挙げられると思います。
このショットの狙い方、というか考え方なんですが・・・
以前ご紹介した「ミラーシステム」と呼ばれる方法を使って狙うことになると思うんですが、例によって手球が無回転の状態であることを前提にしています。
※ 下記の記事で「ミラーシステム」について解説しています。
【参考記事】レール際の手前ワンクッションの狙い方!ビリヤードのテクニック!
でも、実践する際には様々な状況があるだろうし、ポケットした後の手球のアクションに期待する場合にはヒネリを使うこともあるでしょう・・・。
なので、これまた、あくまでも基本的な目安ってことですね。
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では、上図の配置を例にして順に説明していきます♪
9番ボールをポケットするイメージボールを設定し、クッションの縁(へり)を境にした正反対の側にもイメージボールを設定します。
そのイメージボールから、2番ボールの接点に対して垂直になる位置に別のイメージボールを設定します。
そのイメージボールについても、クッションの縁を境にした正反対の側にイメージボールを設定します。
これが狙いのポイントになります。
下図のように、コンビネーションもキャノンもちょっと難しい場面で、「引っ掛け」と組み合わせても面白いですね。
ヒネリを使う分、狙いのポイントも調整が必要ですが、ご自分で試して感覚を養ってください。
で、手球だけではなくて、的球でテケテケを狙う場合もあります。
こちらは、カラコからキスショットを狙うようなイメージですかね。
【参考記事】キスショットの狙い方やコツ!ビリヤードのショット&テクニック!
で、この「テケテケ」ですが、シュートするばかりが能ではなくて、トラブルを解決しつつNEXTにつなげることもできたりします♪
つまり、テーブル上のトラブった配置をブレイクしながら手を進める・・・なんてことにも役に立つ、けっこう便利なテクニックなわけです。
状況によっては、テケテケを使ってトラブルを壊しつつセイフティー・・・なんて応用もできそうですよね♪
けっこう練習が必要な球ですが、引き出しはいっぱい持っていた方が有利なので、ぜひとも試してみてください♪
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