「くの字」とか「への字」って呼ばれる球の配置・・・。
苦手な人って多いと思います。
でも、ほかに狙い目がなかったり、手球の出しの都合から行くしかないって状況はありますよね。
なので、苦手だなんて言っていられないわけですよ。
え? そりゃ、おいらだって好きじゃないですよ、こんなもん!
ヾ(。`Д´。)ノ
でもね、「苦手」は少しでも減らした方がイイわけで、練習しましたよぉ~・・・若いころは・・・。
そのお陰か、今でも「いざっ」てときには割りと決まったりします。
スポンサーリンク
「くの字」のショットが狙いにくい理由とは?
さて、「くの字」の配置になったショットが狙いにくい理由って何でしょう?
おいらなりに考えてみたところ、次の2つが大きいように思います。
・目線の延長上に狙うべきポケットが見えないから
・的球とポケットの位置を測れる目安がないから
例えば、下図のような場合・・・。
左上のポケットへは狙いやすいけど、右上のポケットには狙いにくい・・・。
それって、構えた視界にポケットが見えないからじゃないかと思うんです。
視界の片隅にでもポケットが入っていれば、もっと狙いが絞りやすいですよね。
さらに、右上のコーナーポケットを狙う場合、目印となり得るクッションレールが離れている、あるいは見えにくいんです。
左上のコーナーポケットなら、左の長クッションと対面の短クッションが、ポケットまでのルートを形作ってくれていますよね。
でも右上のコーナーポケットへの道しるべは、かなり曖昧です。
構えた位置からポケットに目を向けても、やけに狭く見えますしね・・・。
要するに目測が難しい配置だってことです。
スポンサーリンク
「くの字」のショットを狙うコツって?
では、どうやって狙えば良いのか・・・?
これはもう、的球とポケットを結ぶ延長上に回り込んで立ってみて、イメージボールなりイメージポイントなりを確認するしかないですね。
おいらがおすすめしているのは、イメージポイントを定めて、実際にショットする位置からそのポイントを狙うという方法です。
イメージボールをビジュアル的に想像するのが苦手だったおいらが、駆け出しのころに使っていた方法です。
下記の記事でちょっと詳しく書いております。
【参考記事】ポケットビリヤードの狙い方!見ただけで球の厚みが分かるようになる?
慣れると意外なくらい正しいポイントを置くことができるようになります。
薄い球でもためらいなくショットできるようになります。
これに慣れると、いちいちコースを確かめなくても、見ただけでポイントの設定ができるようにもなります。
しかも、そのうちにポイントなんか想像しなくても、見ただけでおおよその厚みが把握できるようになります。
こうやって身に付いた感覚に、さらに慎重な狙いを加味すれば、ずっと精度が上がると思います。
「くの字」だろうと「への字」だろうと、結局役立つのはテーブル感覚なんです。
車の運転の「車両感覚」ってのと同じで、構えてみるとどの方向にポケットがあるかって感覚的に分かるようになるものです。
ほら、ビリヤードテーブルってたいていは同じサイズだし・・・。
場合によっては、ポケットなんか目視しなくても、的球&手球に向かって構えただけで狙うべき厚みが分かっちゃう・・・なんてことになります。
どんな競技でもスポーツでも同じで、やっぱり「慣れる」って強いんですよね。
また、「慣れる」ことができる人間の感覚って、その精度は想像以上にスゴいんだと実感しています。
いろいろな配置、厚みの球をポケットできるようになったとき、「くの字」や「への字」の球に対する狙いも冴えてきたりするものです。
え、おいらですか? やっぱり苦手は苦手、できれば避けたいって気持ちではありますが・・・。
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。