あくまでも個人的な見解なんですが・・・
「センターショットばかり撞いたってビリヤードは上達しない!」
ってことが言えます。
おいらも若いころ、何時間もセンターショットばかり撞いた経験がありますが、今思えばなんて時間の無駄を費やしたことか・・・。
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センターショットばかりに時間を費やすことに反対する理由
まず・・・、
ビギナーに繰り返しセンターショットを撞くようにすすめる人がいますが、おいらには疑問です。
距離のある真っすぐな配置は意外に狙いが定まらないものですし、苦手にしているプレイヤーだってけっこう多いはずです。
そりゃ、配置的にも構えやすいし、ショットの距離もそこそこちょうど良いし、自分のフォームやストロークのチェックにはうってつけかもしれませんよ。
でも、それはある程度の実力が身に付いた人の話だと思うんです。
ビギナーであれば、センターショットが入らないからと言ってフォームを気にしだすと負のスパイラルに陥ります。
原因はフォームではなくて、たんに狙いがズレている可能性だってあるわけで・・・。
つまり、ビギナーはセンターショットより、もっと近くて易しい球から練習すべきなんです。
大げさでなく、センターショットならぬ「フットショット」だってイイでしょう♪
おいらは、「センターショット=ゴルフの打ちっぱなし」みたいなものだと考えています。
ゴルフを打ちっぱなし練習場でいくら練習しても、本番では実際のコース条件に翻弄されるだけですよね。
ビリヤードでも同様で、様々な立ち位置と構え、フリなどに翻弄されるものです。
なので、センターショットばかりを何時間もかけて撞き続けるというのは、どうしてもおすすめしたくないんです。
自称B級以上のプレイヤーが、ストロークやフォームのチェックを兼ねてウォーミングアップ程度に4、5球撞くというなら理解できるんですが・・・。
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センターショットより効果的な練習方法とは?
ならば、どんな練習方法が効果的だと言うのか・・・?
ビギナーにおすすめしたいのは、10個程度のボールを適当に散らした乱打です。
別に15個だってイイですよ。
順番なんか関係なく、目につく的球を手当たり次第に狙っていくんです。
様々な姿勢、様々な配置、これらの経験を重ねていく方が、センターショットばかりの練習よりずっと効果的です。
最初のうちは構えやすくて狙いやすい球を選んで撞けばいいし、徐々にフリの大きい球、遠い球という感じにステップアップしていけばいいと思います。
C級、B級という自覚が出たなら、番号順に取り切る練習に切り替えればイイでしょう。
なんならナインボールなりテンボールなり、ブレイクショットから始めたってイイと思います。
おいらがよくやるのは、テーブル上に1番から10番までと手球をダァーっと散りばめた練習です。
最初は任意に選んだ的球をポケットしつつ1番ボールにNEXTを出します。
そこからは順番どおりに取り切っていく・・・というものです。
その際に肝心なのは・・・
ハズした、あるいは、手球の動きが少しでもイメージと違った球について、即その場で反復練習する、ということです。
狙いのズレや、イメージの間違いというのは、知らず知らずのうちにクセになっていきます。
なので、「あれ?」と思ったその場で、すぐに修正することが大切だと思うんです。
「そんなの、言われるまでもないよ!」
って思ったのなら無問題 (´ー`).。oO
そうでなければ、これからの練習に取り入れてほしいと思います。
慣れないうちは反復練習する球が多くて大変かもしれませんが、レベルが上がるにつれて減っていくはずです。
ってなわけでまとめると、
1.センターショットは自分のフォームやストロークを整えるためのウォーミングアップ
2.乱打は、より多くのシチュエーションに対応するための効果的な練習
3.少しでも気になった球は、その場で反復練習
これらのバランスを上手にとりながら練習することが、より早い上達につながると思います。
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