こんにちは♪
最近、ちょっとだけ久しぶりに球が入るようになってきたNabeです。
さて今日は「ひねり」の度合いについて語っちゃいます。
ビリヤードをやっていると、空クッションのシステムの解説なんかで、
「どれくらいひねるの?」
っていう疑問が生じること、ありますよね?
その際に、たまに耳にするのが、
「1ひねり」「2ひねり」「3ひねり」・・・
といった表現であります。
これってキャロム系で使われることが多いのかな・・・?
おいらが盛んに球を撞いていたころは、ひねりの撞点を時計に例えて、
「2時の撞点」「7時半の撞点」・・・
なんて言い表したものですが、「3ひねり」って言われてもピンと来ないんですよね。
でも、調べてみたらなるほどって感じで納得・・・♪
曖昧ながらも実に合理的な表現であることが理解できました。('д')ァン?
ってか、無意識にしっかり使い分けしていたことが分かって面白かったです。
ほら、ひねりの加減って、ショットの強弱によっても違うし、キューやプレイヤーによっても違ってきたりしますよね。
その点、この表現方法だと誰にでも当てはめることができるんですよ♪
では、そこんところを解説していきたいと思います。
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自分のひねり加減を覚えよう!
例えば、ですが・・・
図のように手球を置いて、その右側の半ポイントごとに的球を配置します。
手球は常に対面のクッションへ垂直にショットします。
で、ひねり(図の場合は右ひねり)を使って、ワンクッションで右横の的球に当てていきます。
撞点を中心から少しずつ右にずらしていくイメージですね。
ただし、力の加減はすべて統一します。
力加減がバラバラでは、ひねり加減を測れないですからね。
バンキングのときと同じくらいの力加減かな・・・。
上図で解説すると、
黄色い矢印、すなわち1番ボールに当たるくらいのひねり加減を「1ひねり」と言います。
これが半ポイント分のひねりです。
青い矢印の2番ボールに当たるくらいのひねり加減を「2ひねり」と言います。
これが1ポイント分のひねりです。
赤い矢印の3番ボールに当たるくらいのひねり加減を「3ひねり」と言います。
これが1ポイント半分のひねりです。
あとは、同じように「4ひねり」、「5ひねり」・・・と。
ま、「6ひねり」まで行けたら大したものだと思いますが・・・。
もう分かりましたね♪
システムの解説などで、「3ひねりで狙います」って書かれていたら、これらを目安に撞けばイイってわけです。
なので、自分の「1ひねり」「2ひねり」「3ひねり」がどのくらいのひねり加減なのか、とっとと覚えてしまいましょう♪
おそらく実戦で頻繁に使うことになるのは、「2ひねり」「3ひねり」くらいかと思われます。
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ひねりを利用した空クッションの実践編
では、このひねり加減をどうやって実戦に利用するかって話ですが、ちょっとだけ例を挙げてみたいと思います。
こんなシーンではノーの球(ひねりナシの球)では当てられませんよね?
なので、ひねりを利用するわけです。
例えば下図の場合、的球から1ポイント分左側にノーの状態での到達点をイメージします。
この場合の手球の軌道(入射角と反射角)は二等辺三角形ですね。
ここにクッションさせれば邪魔な5番ボールはかわせるものの、このままではターゲットの1番ボールに当てられません・・・。
で、的球に当てるには1ポイント分が足りないわけなので、先述した「2ひねり」を適用すれば当てられるってことです。
さて、ここまでは長クッションへの空クッション、すなわちテーブル上の横移動について書いてきましたが、短クッションすなわち縦移動の場合はどうなるのか・・・?
「え、同じことでしょ?」
なんて単純に考えちゃったらダメですよ。
手球の移動距離が2倍になるわけですから、ってことは、到達点への距離も2倍になるわけです。
下図のようなケースでは、同じ「2ひねり」でも、2ポイント離れた的球に到達することになるわけです。
ご覧のように、手球の軌道の中間地点では1ポイントの距離になっていますよね。
つまり手球の動く距離が2倍だから到達点も2倍離れるってわけです。
そんなわけで、自分のひねり加減の基準を知っておけば、カラコ対策に大いに役立つよ♪ってお話でした!
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