その昔、おいらがまだ20代の頃であります。
「撞点はどうやって決めているんですか?」
という質問を何回か受けたことがあるんです。
おいらがやたらとヒネりまくるから興味を覚えたのか、それとも単純な疑問だったのかは判然としません。
実は、自分自身も感覚だけで判断していたんで、理屈としてその思考を客観的に分析する良い機会を得ました。
考えてみれば、ヒネリ初心者にとっては、どんなシチュエーションで、どういう考えで撞点を決めるのかって、ちょっと悩ましいですもんね。
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そんなわけで、当時を思い出して、おいらなりの考え方を解説してみようと思います。
ほかの上級者やプロたちがどう考えているかも知らないし、何が正しいのかも分かりませんが、少しでも参考になれば・・・と思います♪
さて、どこから説明すれば良いのやら・・・。
状況によって考え方も異なるんで、ちょっと困っちゃいます。
で、とりあえず、
手球を回して望みのNEXTエリアに出したい!
っていうケースで説明しますよ♪
例えば下図のような配置の場合です。
この場合のおいらの考え方は、だいたい次のような順序で進みます。
1. 1番ボールを右上コーナーにポケットして、このエリアに出したい!
2. 短 ⇒ 長のクッションに入れて手球を回そう!
3. 短クッションのここに入れれば出そうだな♪
4. 1番ボールへの厚みはこれくらいで、必要な力加減はこれくらいだから、撞点は真ん中あたりでいいかな?
5. スムーズに回すためにはちょっと左の順ヒネリを入れた方がいいな♪
細かく書くとこんな感じでしょうか・・・。
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上図のようなケースでは、
■上下の撞点は的球に当たった後の手球の出方をコントロールするため、
■左右の撞点は、クッションに入った後の手球をコントロールするため、
って考え方が当てはまると思います。
前者では、的球に対する厚みと、ショットの強弱が判断基準になるし、
後者では、手球がクッションに入る角度(入射角)が判断基準になるでしょう。
いずれにも、「これ以上は無理!」っていう限界があります。
それは経験で判断できるようにするしかありません・・・。
極端な話、例えば次のような配置から、赤線のコースようなコントロールをするのは無理ですよね^^;
1番ボールの狙いの厚みが十分ではないので、いくらドローを効かせても赤線のような短クッションのポイントには入りません。
頑張ってもせいぜい白線のようなコースじゃないでしょうか・・・。
そんなわけで、おいらの考え方をまとめておくと、下記のようになります。
1. 通したいコース、当てたいクッション位置、ショットの強弱をイメージ
2. ポケット後の手球が出る方向をイメージ ⇒ 上下の撞点を決定
3. クッション後の手球のコースをイメージ ⇒ 左右の撞点を決定
ご覧の皆さんの参考になれば嬉しいです♪
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