リクエスト記事

『球を知っている』とはどういう意味?ビリヤードの何を表す言葉?

 

 

ビリヤードだけの話じゃないと思いますが、知らない人が聞くと何を言っているのか分かりづらい専門用語や言い回しってありますよね。

 

今回取り上げる「球を知っている」というのもそんな表現の1つだと思います。

 

日本では昔からプレイヤーの間で耳にする言葉ですが、いったい何を指して「球を知っている」と言うのか検証してみたいと思います。

 

 
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「球を知っている」が使われる状況とは?

 

こんにちは。ナベです!

 

なんと嬉しいことに、読者の方から記事のリクエストを頂きましたよ♪

なかなか書くネタが思いつかなかったんで、こんなお便りはホント助かります。

 

まずは頂いたメールからご紹介しますね。

 

たまに「球を知っている」という言葉をインターネット上でみますが、具体的にどのようなことが出来ると「球を知っている」となるのでしょうか。

近くにAクラスの方などおらず、気になって夜も眠れません。

 

ナベ
「気になって夜も眠れない」なんて体に悪いです(汗)

そりゃ何とか疑問にお答えしなければ!

 

まずは、「球を知っている」という言葉がどのようなシーンで使われるのか、例を挙げてみましょう。

とあるハウストーナメントを観戦して来たA君と、報告を受けるB君の会話です。

 

A君
ナベが初戦で◯◯と当たってボコボコにされたよ(笑)
B君
ああ、◯◯って最近よく聞く名前だね。

そんなに上手いヤツなの?

A君
うん、ありゃ~球知ってるね。

 

 

なんかこれ楽しいからもう1つ♪

 

 

A君
ナベがマスワリ三連発くらって草!
B君
ざまあみろ(笑)♪
A君
それにしても、あの配置から取り切られたんじゃ手も足も出ないわ。

(配置を再現して)この手球をこうしてココにピンポイントで出すんだぜ?

その発想がスゴいわ。

B君
あいつ球知ってるからなぁ~。

 

下手な例ですけど、なんとなくニュアンスは伝わるんじゃないかなって思います。

本当はこんなに浅い意味で使われる言葉じゃないんですけど、あくまでも基礎知識として例を挙げました。

 

おいらは昔、師匠の後藤章二氏の口からも幾度となく聞いたものです。

 

よく覚えいているのが、神戸の「14-1研究会」に所属していた盟友の原さんという方について語った言葉。

 

「うんめぇ~ぞ、原くん。まぁ、ホント、よく球のこと知ってるわ」

みたいな・・・。

 

そして実際に、店(新宿スポーツランド)に遊びに来た原さんの球を見たとき、後藤師とは別の意味で衝撃を受けたものです。

 

何と言うか、見ている側にもその意図がハッキリと伝わってくるんですよね。

 

つまり、意図したプレイがことごとくバッチリ決まるもんだから、見ている者としても実に理解しやすくて勉強になるんです。

 

ちなみに、後藤師はちょくちょく次のようなことを言っていました。

 

「丸い物のことを解っている奴が上手くなる」

「丸い物のことを理解しなくちゃダメだ」

 

なんだかこの言葉にもヒントが込められていそうですよね♪

 

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「球を知っている」って何を指して言う言葉なの?

では、以上のことを加味しつつ、「球を知っている」という言葉が何を意味するものなのか検証してみたいと思います。

おそらく「こういうこと!」っていう確かな決まりはなくて、人それぞれ見解が異なるとは思うんですけどね。

 

「球」って言うからには、ビリヤードにおける「手球」「的球」のことです。

「知っている」って言うからには、知識や技術として習得しているってことです。

 

総じて、

「ビリヤードっていうものを知っている」

とも解釈できそうですが・・・。

 

これをもう少し噛み砕いて書き出してみると、「球を知っている」と言われる指標としては、おおよそ次のようなことが挙げられると考えられます。

 

① 手球および的球の動き方、動かし方をどれだけ把握しているか

② 強弱やヒネリ具合によるクッション時の反応の変化を把握しているか

③ 臨機応変な組み立て(球の取り方)ができるか

④ ゲーム展開の読み、駆け引きの巧みさ

 

当然ながら、評価する人の力量によって基準は変わっていくでしょう。

 

SAクラスのプレイヤーから見た「球を知っている」人と、Bクラスのプレイヤーから見た「球を知っている」人とでは、だいぶ印象が異なるはずです。

 

おいらが思うに「球を知っている」ってのは、主に上記の①と②について表現したケースが多いですね。

 

手球の動きについて言えば、撞点、キュー出し、力加減などを駆使して、いかに意図したコントロールを正確に具現化できるか。

 

的球に関して言えば、手球の勢いや回転などの影響がどう伝わり、その結果どこにどう動くのかを正確に予測できるか。

 

テーブルごとに異なるクッションやラシャのコンディションをいかに早く把握できるか。

 

これらに共通して言えるのは、そのプレイヤーの経験値の高さです。

経験からくる引き出し(バリエーション)の多さと、正確さです。

 

これらが長けているプレイヤーを称して「球を知っている」と言うんだと考えます。

 

昔、大分県から出稼ぎ(?)に来ていた大西君という県代表まで務めたプレイヤーが言っていました。

 

「撞点を見れば、その人の力量がだいたい分かりますよ」

って。

 

球の入る入らないはその時の調子やブランクにも左右されるけど、撞点を観察していればその人の実力は推測できると言うんです。

 

これにはおいらも激しく同意♪

 

球が入る入らないと、球が上手い上手くないは、必ずしもイコールじゃないんですよね。

 

女子校ハニー
なんか、自分のことを言い訳している感じがする・・・
ナベ
!・・・・・・

 

・・・というわけで、「球を知っている」ってのが何を指して言う言葉なのか、ちょっぴりご理解いただけたんじゃないでしょうか。

 

あくまでも、おいらはこういう意味で使うよ♪ っていう個人的な解釈なんですけど、多くの人が似たような意味合いで使っていると思いますよ。

 

どうだろう、これで夜眠れるようになるかな・・・。

 

 

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コメント

    • なぢ
    • 2018年 2月 28日

    なぢです。
    さっそくのご教示、ありがとうござます。
    なんとなくですが、イメージが湧きました。
    同時にその域がかなり遠いこともわかり、
    気が遠くなりそうです。
    でも、諦めず頑張っていきたいと思います。
    (ちょっとは眠れそうです(笑))

      • nabe
      • 2018年 3月 01日

      なぢさん、コメントありがとうございます。
      いえいえ、こちらこそ良いネタをご提供いただき助かります。
      人の感覚ってスゴいもので、球をこねくり回しているうちに色々な発見があるし、一度身についた感覚って簡単には失われないんで頑張ってください♪
      またのリクエスト、お待ちしております!

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