こんにちは♪ ナベです。
今日はね、もう酔っ払って記事を書いてますよ。
だから、多分とりとめもない話になると思いますが、どうかご容赦くださいませ!
今回も記事のリクエストを頂戴しました♪
ちょっと回答に手こずっちゃいましたが、おいらのポリシーとして真摯にお答えいたします。
まずはご依頼の質問状からご紹介しましょう。
試合に出ているときに気を付けていた(いる)ことはなんですか。
1週間~前日の過ごし方とか、試合前、後の待っている間どうしているかとか栄養補給とか。
(何にも考えずに勝てました!だったらすいません…。)
う~む、おいらにとってはある意味、難しいお題でありますな・・・。
質問者さんが、どんなお人柄か知らないけど、タイプによってまるで違ってくるんだろうなって思います。
なので、あくまでも、おいら個人のケースで語っちゃってイイのかな?
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管理人ナベの試合経験は?
まず最初に言っておかなきゃならないことがあります・・・。
それは、おいらがあんまり試合に出ないってこと。
いや、20代半ばくらいまでは積極的に出ていたんです。
東京都内のハウストーナメントから、毎年定例になっているなんちゃらカップ、ジャパンオープンやCSオープン、長太郎カップといったオープン戦にも出場していました。
ところが、おいらはチョ~あがり症。
それが災いしたこともあってか、良くてもせいぜい初戦突破ほどの戦績しか残せていません。
誇れる記録と言ったら、今はなき新宿スポーツランドの常連会(リーグ戦)で、2連覇を含む3回の優勝を経験したことくらい・・・。
師匠の後藤章二氏をはじめ、15人~20人のクセ者が顔を揃える中での優勝なので、我ながら良くやったと思います。
知っている顔ぶれだから緊張しないでプレイできたっていう側面もあるんですけどね。
試合以外でなら、都内の強豪選手と何度も手合わせをしたことがあります。
当時は後藤師の顔で、毎日というくらい有名どころが新宿スポーツランドを訪ねて来ていましたから。
ダメなおいらですけど、けっこう大物を食ったこともあるんですよ。
でもその後は、後藤師と反りが合わなくなったのを機に、すっかり内輪で楽しむビリヤードになっていきました。
楽しければ良いって感じで、わざわざ試合に出るのが億劫になっちゃったんです。
そう言えば、内輪でばかり球撞きをして外に出て行かないプレイヤーのことを指して、後藤氏がよくこんなことを言っていました。
「井の中の蛙、“大会” を知らず」
上手いこと言うもんですね。誰かの受け売りだろうけど・・・笑
ついでに披露しておくと、
遠くて薄い球を狙いに行くときは
「二階から目薬」
ヤタケみたいに行って来いの球を撞くことを
「便所の火事(ヤケクソ)」
難球を苦労してポケットしたものの、ネクストが隠れちゃった場合には
「♪後はおぼろぉ~♪」
と、からかうような薄ら笑いを浮かべて歌ってました。
ま、いずれにしても、こんな程度のおいらが言うことなので、言葉半分に聞いておいてくださいな。
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管理人ナベが意識した試合に向けた心構え
先述したとおり、おいらは極度のあがり症です。
どうしてあがっちゃうのかな? って、当時は考え込んだものです。
思えば中学時代の剣道の試合でもそうだったし、陸上競技会に出場したときも緊張しまくりでした。
いずれもけっこう好きで取り組んでいたことだし、自分が「守りたい!」って思うものであればあるほど、極度に緊張するみたいです。
ただ、自己分析すると、これらは純粋な「負けたくない」っていう感情とはちょっと違っています。
言ってみれば、
「良い格好したい」
「周囲に良いところを見せたい」
そんな自己顕示欲求の方が先に立っていたように感じるんです。
同じ「負けたくない」という思いであっても、目的が歪んでいたんですよね。
なので、ビリヤードに関しては純粋に勝ち負けだけを意識するように努めました。
で、純粋に「負けたくない」と意識するようになると、「緊張の質」が変わってきました。
何と言うか、戦の前の武者震いみたいな・・・。
いや、やっぱり緊張していることに変わりはないし、あがってもいるんですけど、気合を入れることでむしろ集中力が冴えるタイプの緊張感なんです。
なので、試合前においらが心掛けたのはただ一点。
試合の数日前から少しずつ気合を入れていき、当日にそれがピークに達するようなイメージを描くことです。
おいらにとって、緊張に打ち勝つ特効薬として、気合に勝るものはありませんでした。
ただ、一試合に気合を入れすぎると、ちょっと妙な塩梅になってしまいます・・・。
国立市のMr.ポケットという店のハウストーナメントに出たときのこと・・・。
おいらは初戦で、名人位にも輝いたことのある店主のH氏と当たりました。
当時まだイケイケだったおいらは鼻血が出るほど気合を入れて試合に臨み、H名人に勝利したんです。
ところがこれで緊張の糸がプツリと切れ、試合中とは思えないほどのリラックスモードにギアチェンジしてしまいました。
そのせいで2試合目はホームでの練習のようにパコンパコン撞いてしまい、1番ボールから7番ボールまで取っては8番で外し・・・の連続で、コロッと負けてしまったんです。
ところが全然悔しくない・・・。
これを見ていたH名人の方が悔しそうで、
「なんでそこで負けるかなぁ~!?」
なんて吠えられましたが、おいらは「わっはっは」と笑っていたんです。
周囲からは、
「初戦の最難関を突破しといて、何をやってんだか・・・」
と呆れられたものですが、おいらはきっと、気合の入れすぎで燃え尽きちゃってたんでしょうね、初戦から。
というわけなので、気合は緊張の特効薬にはなるけど、効きすぎるとヤバいってことです。
適度の緊張と適度の気合、このバランスが大切なのかも知れませんね。
もっともこの時、試合後の待ち時間がほとんどなかったのも影響していたかも・・・。
あと10分、15分もあれば、気持ちを立て直して冷静になれたような気がしなくもないんです。
そう言えば頂いた質問の中にも、試合と試合の合間の過ごし方は? みたいなことが書かれていましたっけ。
前の試合のことは一端頭の隅に置いておいて、冷静かつ気合を入れ直して次の試合に備えることができれば良かったんでしょうね。
ちなみに、待ち時間に次の相手の球をチェックしておくって人もいますが、おいらはそういうことしません。
格闘技や他のスポーツ競技の試合と違って、ビリヤードって結局は自分1人の戦いじゃないですか。
なので、相手のプレイをチェックするより、自分の気持を整えて準備することに集中したいですね。
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試合後に心掛けたいちょっとしたポイント
なんやかんや言っても、試合ってのは独特の緊張感のあるもので、経験値やスキルを上げるにはモッテコイの場でもありますよね。
ここ一番で放ったショットが決まれば自信になるし、自信になれば今後も同じような球に挑んだとしても成功する確率が上がります。
そうなると、技のバリエーションが多くなって、プレイ全体のスキルもアップします。
それに試合に数多く出ていれば、その独特の雰囲気にも慣れてくるし、勝てるようになってくれば自分独自の『勝ち方』みたいなコツも分かってくるでしょう。
おいらみたいな緊張しぃには、数をこなすことこそが大切だったのかも・・・。
ちなみに、おいらの知り合いにこんな奴がいました。
試合開始直後からウ◯コがしたくなったからって、ルー・ビュテラーかトニー・ゴラゴかってくらいの早撞きで勝ったと思ったら、真っすぐトイレに駆け込んだんです。
緊張のかけらもない・・・。
そういう、心臓にウールマークが付いている(毛が生えている)奴は特別なんでしょうね。
さて、おいらには、試合後にいつも心掛けていたことがあります。
それは試合中に悩んだ球や、上手く行った球の復習です。
特に、後者を大切にしようと考えていました。
さっきちょっと触れたように、緊張状態にある試合の中で、ここ一番というときに成功した難しい球ってのは、半分自分のものになっています。
これを記憶の新しい内に復習することで、完全に自分のものにできます。
球のバリエーションをたくさん持っているって、すごく有利ですからね。
また、試合相手の球で気になったショットもチェックしておきます。
もしかしたら自分にはないテクニックや考え方かもしれないので、同じ球を自分で撞いて確認しておくんです。
ま、試合中は自分のことにだけ集中するべきだし、相手の球で覚えていられるのなんて僅かでしょうけどね。
というわけで、試合ってのは自分の球をレベルアップさせるには格好の場所ですよね。
おいらも、もっともっと積極的に試合に出ておくべきだったと、今更ながら反省しております。
やっぱり、かなりとりとめのない内容になっちゃいましたが、取り急ぎ投稿しておくことにしますよ。
ご質問への回答になっていないと思いますが、ご容赦くださいませ。
リクエスト、ありがとうございました!
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