狙い&システム

順ひねりの見越し方法と狙い方!ノーマルシャフトの私はこうしている!


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こんにちは。ナベです!

久しぶりの更新になってしまいました・・・。

 

今回は、もっぱらノーマル使いのおいらが、「順ひねり」の“見越し”をどうやって取っているのかを白状したいと思いますよ。

 

後藤師の影響なのか、おいらは自称“ヒネリスト”なので、キューを新調するたびに悪戦苦闘してきました。

 

その甲斐あってか、何となぁ~く(ホント何となくなんですが…)、たいていのノーマルキューに合う見越しの取り方が分かってきたように思います。

 

そこで、ふだんどうやって見越しを取っているのか紹介して、皆さんの“目安”にでもしていただけたらなぁ~、って思うわけです。

 

 

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順ひねりの狙い方!「ちょっとだけよ」編

以前、次のような記事を書きました。

 

 

きっと誰もが最初に悩むのは「逆ひねり」だと思い込んでいたので、これを書いた後、「順ひねり」について書くのをすっかりスルーしちゃっていました。

※ lupinさん、コメントありがとうございました♪

 

なので、遅ればせながら今回は「順ひねり」の狙い方について、個人的な、あくまでも個人的な見解をお伝えしようというわけであります。

 

少しでも参考になることを願っております!

 

 

さて、おいらがビリヤードを始めた当時、

「順ひねりは、こうやって狙うと入るよ♪」

なんて言われて真似たのが、次のような方法であります。

 

① 中心の撞点で普通に狙う

 

② キュー先をひねる側に“ちょっと”ズラす

 

これって、ワンタップ程度のひねりなら、けっこう対応できるんです。

 

振りのある配置の場合、摩擦の影響で、的球に当たっただけでも手球には順ひねりがかかります。

なので、ワンタップ程度のちょっとのひねりだけで十分、ってことが多いんですよね。

 

あとは、キュー出し、ショットの強弱、撞点の上下などで調整すれば、おおよそのシーンに通用します。

 

そんなわけで、これはこれで、覚えておいてよろしいかと思います。

 

 

ただ、以下の状況では使えないことが多いです・・・。

 

① 手球と的球の距離が近いとき

② 弱いショットで狙うとき

 

①についてですが、この方法が通用するのは、手球と的球に一定以上の距離がある場合なんです。

 

おいらの所感としては、最低でも(テーブルレールの)3ポイント分は離れていないとダメです。

 

これ以上近い場合だと、まず薄くハズすことになると思います。

 

②についてですが、弱いショットでは、手球がひねった側にカーブ(スロー?)していくので、これまた薄くハズすことになると思います。

 

じゃ、どうするか? って言うと、キュー先だけをズラすんじゃなくて、下図のようにレストごと平行移動するんです。

 

 

この方法、逆ひねりのド近球の場合と同じですね。

 

ハイテクシャフトでひねるときみたいに、平行移動です。

 

また、弱いショットの場合に手球がひねった側にカーブしちゃうのは、順ひねりでも逆ひねりでも同様です。

 

 

キュー先だけをズラした前者の撞き方の場合、これが顕著に現れる傾向があるので要注意です。

 

なので、弱いショットで撞く場合には、このことを想定して見越しを微調整しなくちゃなりません。

 

ナベ
余談ですが・・・

 

飛びが極端に少ないハイテクシャフトって、この“ひねった側に手球がカーブする”性質を利用して見越しを軽減しているんじゃないんですかね?

 

ほら、逆ひねりは楽なのに、遠い球を順ひねりで狙うと薄くハズしがちじゃないですか?

 

おいらが思うに、ノーマルシャフトの場合は、“一定以上の強さ”で撞いた場合、ひねった側とは反対の方向へ手球がズレると思うんです。

 

 

これは、シャフトの弾性によって手球がハジかれるからです。

 

でも、弱く撞くと、このハジく力も弱くなるので、弾性の影響を受けない手球は、ひねった側にカーブしていくことになるんだと思います。

 

つまり、極端に見越しの少ないハイテクシャフトは、ひねった側にカーブする力をより高めることで、手球のズレを調整しているのだと想像しています。

 

おいらの勝手な想像ですので、もし「違うよ!」って方がいらしたら、ご教授願えますでしょうか・・・。

 

 

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順ひねりの狙い方!マキシマム編

さて、

「順ひねりはワンタップ程度で十分なケースが多いよ♪」

って言っても、思い切りひねってやらなきゃダメなシーンだって、けっこう出くわしますよね。

 

手球を大きく回したいときや、厚みの薄いレール際の球を狙うときとか・・・。

 

とくに、自称“ヒネリスト”のおいらは、あんまり必要なくてもギューンとひねりたくなる性質です(笑)。

 

たとえば下図のようなシーン。

 

 

ほぼ真っすぐな配置から、ドローショットにマキシマムの順ひねりをプラスして、クッションからの出を開かせたい・・・そんなシーンです。

 

手球のハシを撞いて大きくひねると、当然ながらその分のズレも大きくなります。

 

じゃ、どうやって見越せばイイのか・・・?

 

これ、意外に簡単です。少なくとも方法としては。

 

どうするのかって言うと、実は、おいらが採用している方法は、先ほどの“平行移動”なのであります。

 

 

下図のような配置でも一緒です。

 

 

マキシマムでひねる際には、たいてい“一定以上の強さ”でショットすることになると思います。

 

なので、手球と的球の距離も、それほど気にしなくてイイと思います。

 

ナベ
もちろん、ソフトなショットで、マキシマムのひねりだけで手球をコントロールしたいってな場面では手球のカーブを考慮する必要があるよ。

 

ただし、この方法・・・

遠い球、的球まで距離のある球が狙いにくい、という欠点があります。

 

狙いが遠い分、この平行移動の精度が落ちるんで、すごく難しいんですよね。

とくに、老眼&乱視のおいらみたいな奴には・・・。

 

なので、おいらの場合は、最初にご紹介したワンタップ程度キュー先をズラす方法を使って、鋭くキューを出すハードショットで代用しています。

 

だって、ハズしちゃったら元も子もないですからね。

 

 

また、レール際の薄い球を狙う場合にも、ちょっとイメージが変わってきます。

 

パコーン! と強く撞くときは上記と一緒なんですが、ある程度加減してショットする場合にはひねった側への手球のカーブを十分に考慮する必要があります。

 

 

こんなときは、ちょっと厚め(半タップ~ワンタップ程度)に狙って、手球のカーブを見越してスッとキューを出す感じです。

 

分かりにくいですよね・・・すみません。

 

でも、撞いているうちに感覚が身についてくるんで、しつこく練習するしかないですね。

 

 

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順ひねりの狙い方!土手撞き編

続いては、“撞きずら”の代名詞とも言える「土手撞き」・・・。

できれば「ひねりたい・・・!」というシーンは多いですよね。

 

おいらは、ひねります。

 

ってか、ひねった方がシュート率が高いです。

 

どうやって狙うのか? って言うと、下図のような感じです。

 

 

ひねりの撞点から、イメージボールの中心にキュー先を向けるように狙いを定めます。

 

ちょうどいい具合に手球がカーブして、的球がポケットに向かう厚みに当たるように見越しています。

 

ただし、ショットの強弱、手球と的球の距離、によってカーブの度合いが変わるので、何度も練習して感覚を身につけなければなりません。

 

ナベ
おいらの的球の狙い方については、次の記事を参考にしてください♪

 

 

 

ちなみに、土手から「逆ひねり」を使う場合には、手球が当たる的球の面上の接点にキュー先を向けて狙っていますよ。

 

 

いずれも、弱すぎると手球がカーブしちゃうので、順ひねりは薄く、逆ひねりは厚くハズしがちです。

 

強すぎると、反対に順ひねりは厚く、逆ひねりは薄くハズしがちです。

 

なので力加減はほどよく中庸で・・・。

 

したがって手球を出せる範囲には限度がありますが、けっこう要所々々で使える球ですよ。

 

慣れてきたら、もちろんハードショットでの感覚を養ってみてもイイと思います。

 

【まとめ】

・順ひねりは、中心で狙ってレストを支点にキュー先をワンタップ程度ズラすくらいで十分。

あとはキュー出し、強弱、撞点の上下で調整できる。

 

・ただし、近い球、弱いショットの場合には、キュー先だけでなくレストごと平行移動。

 

・マキシマムで強打するときも、レストごと任意の撞点へ平行移動。

 

さてさて、以上、ノーマルシャフトを使っている場合の「順ひねり」の見越しの取り方について、おいらなりの方法をお話ししました。

 

しつこいようですが、あくまでも個人的な見解、所感であります。

 

プレイスタイルや、キュー出し、キューの性質などによって変わってきますので、参考程度にとどめて、ご自分なりの感覚を養ってくださいませ。

 

そのために、ちょっとだけでもお役に立てれば、それだけで幸せであります♪

 

 

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コメント

    • lupin
    • 2017年 12月 10日

    ナベさん。リクエストに答えて頂きありがとうございました。逆ひねりの記事も含めて大変参考になりました。自分の場合、遠い球も近い球も全て同じように狙っていたので、調子が悪い時(キュー出しが悪い時)の遠い球はとても苦労していたのですが、遠い球の時には、最初から近い球の時とは違う狙い方をすればいいのですね~ これで遠い球でもキュー出しを気にせず撞くことができ、随分楽になりました。

      • nabe
      • 2017年 12月 11日

      lupinさん、いつもありがとうございます。
      良かったぁ~、お役に立てたなら嬉しいです♪
      今後とも、よろしくお願いします!

    • 松本
    • 2018年 1月 16日

    ハイテクシャフトって、先のしなりで強烈にひねれる分だけ幢点をうちに寄せられるからみこしが少ないのかと思っていました。

      • nabe
      • 2018年 1月 16日

      松本さん、コメントありがとうございます♪

      ハイテクの理論って、開発者に訊いてみないと分からないですね。
      私は、ブログに書いたような理屈なのかなぁ~って・・・。

      もしかしたら松本さんの考えの方が正しいかもです!

        • 松本
        • 2018年 1月 16日

        ご指摘のとおりノーマルシャフトでは怖い逆の撞点はハイテクでは怖くないのに、順の撞点はカーブもあってハイテクでもキュー先を逃がすようにつくか見越さないとあわないような気はします。
        開発者は鉄の心材を入れるの忘れてキュー先を中空のまま貼り合わせてしまって314が発明されたのでしたね・・・理由は分かってないと思います(笑)

          • nabe
          • 2018年 1月 16日

          ほぉ~、314は偶然の産物・・・ってことでしょうか?
          何かその手の専門家(物理? 力学?)にでも依頼すれば・・・
          あ、そんなこと、とっくにやっているでしょうね。
          でも、私はやっぱり根っからのノーマル派なので、自分の感覚を信じて道具と仲良くなるだけです♪

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