ビリヤードをやっていれば、日によって思うように球が入らない、あるいはブランクによって“入れ勘” が鈍くなった、なんて経験は誰にでもあると思います。
こんなとき、上級者なら自分自身のチェックポイントを把握していて、ほぼルーティーンのように確認していくことで違和感の原因を解決できたりします。
でも人によってチェックポイントは様々だろうし、あれもこれも持ち出したらキリがありません。
そこで自身の経験から、ビギナー、上級者を問わず、必ず見直してみるべき基本的なポイントだけをご紹介したいと思いますよ♪
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どんなプレイヤーにも共通したチェックポイント
こんにちは。ナベです。
今日もリクエストにお応えして書いてますよ♪
まずは質問状からご紹介しましょう。
こんにちは、ナベさん。
日によって球が入らないことってありますか?
もしあったら、そんなときは自分のフォームをチェックしたりしますか?
どんなことに気をつければ良いか教えてください!
なるほどですねぇ~。そりゃおいらだってありますよ、球が入らないって悩むこと。
実はこの間、丸3ヶ月ぶりに球を撞いて来たんです。
正直、この程度のブランクだったら大した影響はないだろうと高をくくっていたんですが、けっこう苦戦しちゃいました。
自分ではこれまで同様、自然に構えて、自然に狙って、いつものようにショットしているつもりなんですが、まぁ~よくハズすこと!
で、「あれぇ~!?」なんて言って、焦ればあせるほど泥沼にハマって行く・・・。
ある意味、懐かしい心理状態を味わうこととなりました。
故郷に戻ってきてから久しぶりに球を撞いたときが、ちょうどこんな感じでしたからね。もっと重症だったけど・・・。
で、こんなとき、おいらには調子を取り戻すために必ずチェックするポイントがあります。
とても基本的なことで、聞いたらズっこけるような話です(苦笑)。
それは、下記のような、狙いを定めた後~ショットするまでの流れについてなんです。
① キュー先の軌道をなぞるように、ゆっくりとテイクバックする
狙いの撞点から糸を引くようなイメージで、真っ直ぐに、そしてゆっくりと振りかぶります。
② キュー先が、狙いの撞点を確実に捉えることを意識しながら撞き出す
ショットする際には、キュー先を狙った撞点にしっかり当てることを意識しながら撞き出します。
③ 上記、① ⇒ ② の動作が2挙動になっていることを確認する
キューを振りかぶった後は一拍置くようにして、「テイクバック」と「撞き出し」とが2挙動になることを意識します。
下図のようなイメージです。ちょうど、振り子のような動きになればイイですね♪
慌てて、振りかぶってから間髪入れずにショットしようとすると余計な力みが生じる原因になるので、狙いがブレやすくなります。
なので、振り子をイメージした自然の流れで撞き出すってのが理想です。
これら一連のことは、おいらが考えるショットの基本中の基本となる動作です。
でも、どんなに上達しようとも、時には初心に帰ってチェックしてみるって、けっこう大切だと思うんですよね♪
それだけ大事なことなんじゃい!!
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中でも特に効果の高いチェックポイント
さきほどの基本中の基本の流れ・・・。
これって、毎日球を撞いていて、ある程度“入れ勘” を身につけた人こそ忘れがちな一連の流れでもあると思うんです。
何でも「慣れる」ってのは良いことかも知れないけど、慣れれば慣れるほど往々にして、そこに変なクセが付きがちです。
しかも、そんな人がちょっとブランクを空けたりすれば、勘がズレちゃうのも当然なのかも知れません。
って、おいら自身のことですけど・・・。
で、今回、丸3ヶ月ぶりに球を撞いて確信に近いと感じたこと♪
さっきのポイントの中でも特に修正効果の高いのが、②だということなんです。
つまり、
『キュー先が、狙いの撞点を確実に捉えることを意識しながら撞き出す』
ってことを思い出したら、
「何だよ、入るじゃん!」
って・・・。
たぶんですけど、前回までは割と球が入ったもんで、気持ちのどこかで油断して、調子ブッこいてたんだと思うんです。
それで知らず知らず変なクセが付いていたと・・・。
そんな状態のままブランクを空けたもんだから、久しぶりに撞いたらワケ分かんなくなっていたんでしょう。
インパクトの瞬間は、キュー先が狙った撞点を正確に捉えることを意識する!
その撞点で狙っているんだから、それがズレたら狙いがハズれるのは当然ですもんね。
「慣れ」が「油断」に変わったとき、こんな基本的なことまで忘れちゃうってんだから、怖いものであります。
皆さんも、もし調子の浮き沈みにお悩みでしたら、基本的なルーティーンを思い出してみてはいかがでしょうか。
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