スリーポイントルール(すりーぽいんとるーる)
ナインボール及びテンボールのブレイクショット時に適用されるルール。
※ 詳細は後述。
WPAが2012年から正式に採用したとされる、ソフトブレイクを抑止するためのルールで、現在まで国内外のポケットビリヤード大会で徐々に普及した。
このルールに定められた条件を満たさないブレイクショットは「イリーガル(不当な)ブレイク」と見なされる。
ジャッジが困難なケースも予想され、レフェリー不在の試合では課題も残される。
スリーポイントルールの詳細
【スリーポイントルール上の合格基準】
・的球が3個以上ポケットされた場合
・的球が2個ポケットされ、かつ1個以上がヘッドラインを通過した場合
・的球が1個ポケットされ、2個以上がヘッドラインを通過した場合
※ いずれも手球はカウントの対象にならない
※ ブレイクエースが採用されたルールで9番がポケットされた場合、ほかの的球2個以上がヘッドラインを通過していれば、エースは成立する(不成立なら9番はフットスポットへ戻される)
※ ヘッドラインにタッチした状態で止まったボールは通過したと見なされる
※ イリーガルブレイクと判定された場合、相手プレイヤーは「プレーを引き継ぐ」か「パスする」かを選択する権利を得る
※ 相手プレイヤーがパスした場合、ブレイクしたプレイヤーはプッシュアウトを選択できる
※ プッシュアウトされた相手プレイヤーは「プレーを引き継ぐ」か「パスする」かを選択する権利を得る
※ ブレイク時のファウルについては、現行ルールと同様に相手プレイヤーがフリーボールとなる
関連語→イリーガルブレイク
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