後藤章二師の思い出

後藤章二師のことを思い出すままに書いてみようと思う Vol.4

 

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U野プロをからかう後藤さん 出典:ビリヤードマガジン

 

 

ナインボールをやるとき、後藤章二師の球撞きは、明らかに取り切ることだけを前提に考えて組み立てていた。

 

当時はセイフティなんて言葉すら聞いたことがなかったしね。

 

そもそも、あらゆるゲームの経験がある後藤さんでさえ、頭の中にセイフティなんていう概念がなかったみたいに思う。

 

実際に、おいらは後藤さんがセイフティをした場面を見たことがなかった。

 

 
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奥村さんが何かのビデオの解説で、

「攻めてる球は美しい」

なんて言ってたけど、後藤さんの球は正しく攻める球だったと思う。

 

それはローテーションやるにも14-1やるにも同じ。

 

撞ききることが美学だったように感じる。

 

当時、最年少でプロになったU野くんってのがスポランに通って来ていた。

 

アマチュアでタイトルを取ってからでも遅くないって言って、後藤さんはU野くんのプロ入りに反対していたけど、彼は強行突破したんだね。

 

で、プロのトーナメントに参加するようになってセイフティを覚えてきた。それをスポランで格下を相手にするときにも使うわけ。

 

それを見るたびに後藤さんがバカにしたような口調で「セーフテ~!?」って言っては笑ってた。

 

そうそう、今思い出したんだけど、当時はフロックでポケットしちゃったり、ネクスト(当時は「出し」って言ってた)のときに意図しない他の的球に手球が当たったりすると、

「失礼」

なんて詫びの言葉を言ったもんだった。

 

その「失礼」って言葉を後藤さんから聞いたことがほとんどないように思う。

 

なぜなら、そんなフロック的な現象が起きなかったから。

 

印象としては、どんな厳しい出しが必要なシーンでも、見るものが納得するしかない手球のコントロールをして見せたって感じだね。

 

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そんな後藤さんが、おいらたちにアドバイスするとすれば、出しの位置についてがほとんど。

 

「今のは(ネクスト)ここだろ、ここ!」

なんて言いながらテーブル上をバンバン叩く。

 

で、そこにコントロールするためにはどうするべきかってのは教えない。

 

この理由は、「自分で考えろ」ってな意味のことではないと思う。

 

感覚的に球を撞けちゃう後藤さんにすれば、教えたくても上手に教えられないってことだったんじゃないかな。

 

こういった状況、天才肌によく見られる傾向だと思う。

 

だからおいらたちは、自分で工夫して後藤さんの球を再現する努力をしなくちゃならない。

 

でも今思えば、それこそが実になる練習であり、後藤さんが辿ってきた道なんだよね。

 

ま、結局おいらは、後藤さん同様に捻りを多用する変化球投手に育ちました。

 

後藤さんは常々、

「球は入って当然、手球のコントロールはセンス・・・」

そんな意味のことを言ってたように記憶している。

 

「丸いものに対する感覚を養うんだよ」

って。

 

後藤さんが帝京でサッカーやってたってのも、なんかつながるね。

 

足短かったけど(笑)

つづく・・・

 

 

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