順ヒネリ(じゅんひねり)
的球に対して手球が重なる側と同じ側の撞点によって、手球に回転を与えること。
フリに対してその外側の撞点で手球に回転を与えること。
的球と接触した際の摩擦によって、手球に自然とかかる回転と同じ方向のヒネリを与えること。
手球が走るコースをコントロールするだけでなく、
・的球に当たった後の手球の出を促す
・クッションに入った手球の反射角度を広げる
・的球を意図的にスロウさせる
などの用途もある。
ポケットビリヤードでは、的球の右側に手球を当ててシュートしたい場合、同じ側、つまり手球の右側を撞けば、「順ヒネリ」となる(キャロム系種目とは順・逆の定義が異なる)。
ポケットビリヤードでの順ヒネリは、「手球をクッションからより多く(長く)走らせたり、クッションからの反射角を開かせて出したり」する際に使うことが多い。
また、「ハーフV」、「ファイブ・アンド・ハーフ」など、システムには順ヒネリを想定したものが多い。
類語→逆ヒネリ
参照→ヒネリ
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