交互ブレイク(こうごぶれいく)
前ゲームの結果に関わらず、先攻プレイヤーは奇数番ゲーム(1、3、5・・・)、後攻プレイヤーは偶数番ゲーム(2、4、6・・・)と、ブレイクショットの順番が最初から決められているルール。
ナインボールやテンボールのように、往々にしてワンサイドになりがちな競技において、実力の拮抗したプレイヤーについて公平になるよう施されたルールと思われる。
まるでテニスや卓球を連想させる進行だが、ビリヤードにおいては相手プレイヤーとの規則的な応酬があるわけでなく、むしろ個々のプレイヤーの手腕の確実性が顕著に表れる傾向がある。
ただ、双方のプレイヤーの出番が平等にあることで、ブレイク直後については、攻め、あるいはセイフティーやプッシュアウト(シュートアウト)といった、駆け引きを楽しむ場面も増えたと言える。
同意語→オルタネイトブレイク
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