キュー・スキル・レイティング・システム(きゅー・すきる・れいてぃんぐ・しすてむ)
英語表記「Cue Skill Rating System」
プレイヤーの技術的度量を数値的に測定することを目的とした競技種目。
ボウラードとローテーションの要素をかけ合わせたような個人種目。
1998年のビリヤード・エキスポで、アメリカ人のプロ、アレン・ホプキンス氏の考案によって発表されたもの。
15個の的球を用い、最初の10個はランダムに狙うことができて1個が1点、残りの5個は若い番号のボールから順に狙わなければならず1個が2点、20点が満点となるように設定されたフレームを10回プレーする。
つまり、200点が満点となる。
これを10セット行って合計点を出すことで、プレイヤーのスキルレベルが判定される。
的球はランダムに狙うことができるが、すべてコールショットが義務づけられている。
ファウルには相応の減点がなされる。
通常のゲームではファウルとならない「空振り」もファウルにカウントされる。
ボウラードと異なり、ブレイク直後の配置においてシュートが困難な場合には、1点のペナルティーを献上することによって手球をキッチン内に移動するなどの救済措置が認められている。
クラス別の得点目安は以下のとおり。
トッププロ・・・・・1801~2000
プロ・・・・・・・・1601~1800
SA級・・・・・・・・1201~1600
A級・・・・・・・・901~1200
B級・・・・・・・・601~900
C級・・・・・・・・301~600
ビギナー・・・・・・0~300
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