球聖戦(きゅうせいせん)
アマチュアのビッグタイトルのひとつ。
「名人戦」と同様に優勝者がその位(球聖位)につき、翌年に挑戦者を迎えて戦うシステムとなっている。
主催はJAPA。
1992年に創設。
毎年、アマチュア界のナインボール最強選手を決める試合として注目を集める。
全国から参加者を迎えて、東日本と西日本の最終予選を勝ち抜いた代表それぞれ1名が戦い、その勝者が球聖への挑戦権を獲得する。
球聖がプロ転向等により空位となっている場合は、「名人戦」と同じく通常の挑戦者決定戦(東西代表決定戦)の勝者がその位につく。
「名人戦」と並んで男女混合の位置づけにあったが、2009(平成21)年より「女流球聖戦」が創設された。
そのため、たんに「球聖戦」と言えば、男性の大会を指すことが多い。
【歴代球聖位】
年 度 期 球聖 対戦相手 東西代表決定戦の相手
2017年 第26期 喜島安広 (大坪和史) (宮城龍馬=西日本)
2016年 第25期 大坪和史 (鏡園勝=西日本) (江藤大昇=東日本)
2015年 第24期 大坪和史 (中野雅之=東日本) (木村隼人=西日本)
2014年 第23期 大坪和史 (喜島安広) (中野雅之=東日本)
2013年 第22期 喜島安広 (持永隼史=東日本) (永井博明=西日本)
2012年 第21期 喜島安広 (村上泰辰=西日本) (鳴海友和=東日本)
2011年 第20期 喜島安広 (酒井賢一=東日本) (小原嘉丈=西日本)
2010年 第19期 喜島安広 (村上泰辰) (佐保功一=西日本)
2009年 第18期 村上泰辰 (大坪和史) (今村豊=東日本)
2008年 第17期 大坪和史 (青柳高士) (伊藤三郎=東日本)
2007年 第16期 青柳高士 (津堅翔=東日本) (遠松章=西日本)
2006年 第15期 青柳高士 (榎本純久) (乾伸綱=西日本)
2005年 第14期 榎本純久 (盾進=西日本)
2004年 第13期 栗林達 (渡部純=東日本) プロ転向により次期空位
2003年 第12期 西嶋大策 (小谷純児) (杉原匡=西日本) プロ転向により次期空位
2002年 第11期 小谷純児 (木村誠宏=東日本)
2001年 第10期 福本宇太郎 (小島伸行=東日本) プロ転向により次期空位
2000年 第9期 矢野裕一 (村上泰辰=西日本) (斉藤寛之=東日本) プロ転向により次期空位
1999年 第8期 矢野裕一 (大坪和史=西日本) (干場修=東日本)
1998年 第7期 矢野裕一 (松野剛明) (鶴谷信之=西日本)
1997年 第6期 松野剛明 (与儀守弘) (仲靖之=西日本)
1996年 第5期 与儀守弘 (寄井田幸美=東日本)
1995年 第4期 高橋邦彦 (長谷川邦光=東日本) (阿部倫哉=西日本) プロ転向により次期空位
1994年 第3期 高橋邦彦 (古閑一弘=西日本) (内垣建一=東日本)
1993年 第2期 高橋邦彦 (田中秀行=東日本) (荒木彰彦=西日本)
1992年 第1期 高橋邦彦 (大竹晋=東日本)
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