インレイ(いんれい)
キューのバットのデザイン性を高めるために、貝、木材、宝石、象牙などを装飾的に埋め込んだもの。
かつては熟練した職人による手作業だったとされるが、昨今ではCNC(英語: computerized numerical control コンピュータライズド・ニューメリカル・コントロール)機械によって誰もが正確に細工を施すことが可能になった。
しかし、装飾部品を埋め込む穴の角が、木材を掘るビットの太さの分だけ丸くなってしまい、これが手作業とCNCを見分けるコツとさえ言われた。
もっともビット自体を独自に開発し、これらの欠点を補っている職人も存在する。
また、バットスリーブのハギについてもインレイによって装飾しているキューもあり、いわゆる「本ハギ」とは区別される。
関連語→キュー、バット
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。