~先(~さき)
「~ラック(ゲーム)先取」のことで、勝つために獲得しなければならないラック数(ゲーム数)を表す省略語。
例えば、先に5ラックを取得した方がそのゲームの勝ちとなる時は「5先(ゴサキ)」と言う。
なお、昔から、単位としての「ラック」、「ゲーム」、「セット」の3語が混同して使われる傾向にあるので説明しておきたい。
ナインボールを例にすると、ブレイクショットから9番ボールがポケットされるまでが「1ラック」であり、これは「1ゲーム」と同意である。
たとえばこれを7回先取することを「7先」と呼ぶのであり、これを「1セット」と言う。
したがって、一般的に言われる「7先」は「7ラック(ゲーム)先取」のことであり、「7セット先取」と同義ではない。
「7セット先取」と言った場合には、「~先」を7回先取することを競うことを意味するのであり、最大で「~先」を13回繰り返すことになるわけで、本来はこれを「セットマッチ」と呼ぶ。
また、昔から「~先」のことを「セットマッチ」と呼ぶ傾向があるが、これも「ラック」、「ゲーム」、「セット」という単位が混同して使われてきたことに原因があるとされる。
ま、相手に話が伝わればそれでイイのかもしれないけど・・・。
関連語→セットマッチ、ゲームボール
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