スキッド(すきっど)
ボール同士(とくに手球と的球)が接触した際に、埃やチョークの汚れがある場所が触れあい、過度に摩擦を生じることによって、当てられたボールが通常の進行方向に比べて厚めに進むこと。
英語表記で「skid」とされるとおり、2個のボールが一瞬、連なって(くっついて)ラシャの上を「滑る」あるいは「引きずられる」ような動きを見せる。
まれに、手球が的球に乗り上げるような動きをすることもある。
とくに、ソフトタッチのデリケートなショットに多く見られる現象。
経験上もっとも多いのが、手球に付着したチョーク汚れや、静電気によって付着した体毛を原因とする場合だと思われる。
試合中、自分が撞く際にこれら気になる付着物に気付いた場合には、レフェリーや運営関係者に速やかに申告し、除去を依頼するべきと考える。
「サイドを狙った5番ボールが、スキッドして厚くハズレた」
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