ナインボールのブレイクショットって、最近では誰もが一様にレール際から狙いますよね?
おいらが夢中になって球を撞いていた30年くらい前は、せいぜいヘッドスポットとレールの間くらいに手球を置いたものです。
こういう昔ながらのブレイクを「キラーブイレク」って言うんですって?
なんかよく知らんけど、誰かが言ってました・・・。
('д')ァン?
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レール際からのブレイクを最初に間近で見たのは、新宿スポーツランド中央口店にエフレン・レイズが来店したときのことです。
その前にもロサンゼルスクラブ北新宿店で開催されたトーナメントで目にしてはいたんですが、当時はちょっと不思議な思いがしたものです。
「なんでわざわざラックから一番遠いところに手球を置くんだろ・・・?」
って。
今では1番ボールをサイドに狙うっていう理由が広く知られているから、誰もが当然のようにそうするんですけど・・・。
で、このレール際からのブレイクに、おいらは躓いてしまったんですよ!
ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ
おいらの全盛期にブレイクショットに悩んだ記憶はありません。
力まずにキュー出しのスピードだけで、軽ぅ~くショットしただけで、
ドカァーン!!
と派手にラックを割ったものであります。
おいらはこのブレイクを中国拳法の技に重ねて「発勁(はっけい)」と呼んでおりました。
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ところがどうしたことでしょう・・・?
レール際からのブレイクでは、どうにも違和感があって、タイミングとキュー出しがうまく行かず、「発勁」が発動できないんです!
そのため、ついつい力んじゃうもんだから、ひどいときは、
カスッ!
っていう場内に響き渡るようなド派手なキューミス・・・。
すると、途方に暮れるおいらの元に、富士の「コパン」の店員「I」さんが四角い大きな弁当箱のような物を持ってきてくれました。
分厚い電話帳か何かをガムテープでぐるぐる巻きにしたシロモノで、ブレイク練習用のサンドバックみたいな役目をするんだとか・・・。
なんともグレートなアイデアグッズじゃありませんか!!
おいらは夢中になって何度も何度もショットを繰り出しましたよ。
おかげでレール際にレストを置いてのブレイクにも違和感を感じなくなり、なぁ~んとなくコツが掴めたようです♪
ちなみに現在、おいらが参考にしているのは、フィリピン選手のジェフリー・イグナシオのブレイクです。
キュー出しとフォロースルーだけで、力に頼らないけど破壊力のあるショット・・・。
今のところイイ感じ♪
Jeffrey Ignacio 10-ball break in slow motion
スローモーションだと、かえって分かりづらいですな・・・。
ほかの動画たちをよぉ~く観察すると、インパクトの瞬間にキュー先が手球をすくい上げるような動きをしているんですよ。
ほんのわずかな動きなんですけどね。
ま、イイ歳こいて、いまだに日々研究であります♪
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